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姜成姫（カン・ソンヒ、カン・ソニ）：「朝鮮の声」放送へようこそ。
ソン・ジョンチョル：「朝鮮の声」放送へようこそ。
姜成姫：この頃の平壌は朝は氷点下10度そこそこ、昼は2～3度ととても気まぐれな天気ですが、皆さんの地方では如何ですか？
ソン・ジョンチョル：そうですね。もう少しで3月、春の季節が音を立てて訪ねて来ているのが感じられる今ですね。
姜成姫：はい。さてこのコーナーでは先日、平壌市牡丹峰区域人民委員会に取材したスタッフのお話をしようと思います。いつでしたか千葉県の坂本克史さん、坂本克史さんは「朝鮮の声」放送を通じて『苦労は幹部が、人民には楽な暮らしを』という番組を聴いたご感想をお送りになりました。坂本さんは「朝鮮労働党と共和国の政権機関の幹部達が人民の為に献身的に尽くしている内容のお話が胸を強く打った」とし、「そのような内容を聞かせてほしい」とお書きになりました。という事で牡丹峰区域人民委員会を訪ねた訳ですが丁度スタッフが訪ねた時、そこには役員が何人しかいませんでした。訊いてみると殆どの人が住民の生活の場に出向いたとの事でした。区域人民委員会の役員であるキム・チャンミン*1さんはこう話していました。
「党と政権機関の人達は洞を一つずつ受け持って、朝から晩までそこに付きっ切りで色々と世話役を務めています。出勤先は責任取っている洞というわけですが毎日の朝、居住人民班の班長の会合を開きます。人民生活に係わる事は一日・一ヶ月ではなく一時（いっとき）も遅ればせには出来ない事なので、何かの届け出があるとすぐ受け入れて対策を講じる、それが原則です。今やそれが日常化されていますし体系付けられています。（※声：ソン・ジョンチョル）」
姜成姫：ここで『洞、人民班』というのは行政区域の単位、つまり日本での町、町名という事でしょうか。キムさんに言わせますと人民生活の事では例え些細な事でも幹部達は絶対譲らないとの事でした。スタッフは区域人民委員会のチョ・ミョンロク部長にも会いました。チョ部長にマイクを向けてみましょう。
「今、朝鮮労働党は幹部達が時代と革命、国と人民の為を思うという重要な任務と責任感を自覚して、人民の為に奮励努力する事を求めています。この要求を貫く為には幹部達があらゆる部門であくまでも人民の利益と便宜を最優先・絶対視する原則に立って仕事を設計し手配するべきで、また頑張り続けなければならないでしょう。私達幹部は何もかも不足し条件と環境が厳しい中でも常に労働党が望み人民が望む事なら必ず遣り遂げるでしょう。これが私達幹部の仕事振りで活動気風です。（※声：ソン・ジョンチョル*2）」
姜成姫：牡丹峰区域人民委員会の人達から聞いた話は長くありませんでしたが人民の為に滅私奉仕するという朝鮮労働党の気高い意思に、共和国の党と政権機関の人達は献身的に従っているという事が分かるような気がしました。このように人民の忠僕としての使命に忠実な幹部達が居て人民の安定した幸せな生活が裏打ちされるのです。
只今まで、先日、平壌市牡丹峰区域人民委員会に取材したスタッフのお話をお送りしました。
（「朝鮮の声」郵便箱）
