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チョンバン山は朝鮮の西部地区にある景勝です。絶妙な峰峰と奇岩怪石、色々な花々、鬱蒼とした森が溶け合って美しい景色を織り成しています。風光明媚なこの山を人民の憩いの場に作ろうと前々から関心を向けてきた偉大な金正日総書記はチョンバン山を立派に造るようすべての措置を取りました。
そして、チュチェ86（1997）年5月1日の早朝、姿を一新したチョンバン山を訪れました。総書記は人民軍軍人が人民のためによいことをしたのに早く行って見ましょうと言い、祝日に公園を訪れる人たちに邪魔にならないよう、朝早く、現地指導の道に発ちました。
まっすぐに伸びた道路や東屋、釣り場、喫茶店などすべての施設が自然とマッチする造りでした。山の麓にあるユニークな佇まいの喫茶店を訪れた総書記はこれぐらいなら誰が来て見ても非の打ちどころがない、訪れる人たちがここで山の景色をめでながら食事もし、お茶も飲むならどんなに喜ぶだろうと言って、人民の幸せそうな姿を思い浮かべ、とても喜びました。
そして、ここを訪れる勤労者に対するサービスを真心を尽くしてやるべきだと言いました。また、喫茶店の名を「チョンバン喫茶店」にするのがよさそうだと言いました。
公園の各所を見た総書記は、春は色々な花が咲き誇り、夏は緑に覆われて秀麗で、秋は紅葉に染まって絶景をなし、冬は雪景色も美しいのでクムガン山*1に引けを取らないとし、チョンバン山をもっと立派に造って大勢の人たちが訪ねて来るようにすべきだと言いました。
そして、労働者、農民をはじめ勤労人民大衆が国の主人となったわが国ではすべてが人民に仕えるようにすべきだとし、チョンバン山公園は人民のものであるだけに最高のレベルでもっと立派に造るべきだと教えました。
こうして、チョンバン山公園には、勤労者の憩いの場にふさわしく、すべての施設が整えられました。池と橋、東屋、スカイラインが新築され、良種の木と花の木がたくさん植えられ、各所に石造の椅子なども設置されました。ソンブルというお寺*2をはじめ古跡も山の風致作りに一役買っています。
今も、朝鮮人民は人民により立派な公園を造ってあげようとメーデーの日にチョンバン山を訪れた金正日総書記の献身の精神を語り伝えています。
