金日成19460521 をテンプレートにして作成
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*普通江改修工事着工式でおこなった激励のあいさつ [#v0a6589c]
'''1946年5月21日'''
''金日成''
親愛な同胞のみなさん!
きょう我々は、全人民が民主的課題の遂行に力強く取り組んで...
過去、朝鮮人民は日本帝国主義植民地支配のもとで奴隷の生活...
こんにち我々には、一日も早く統一的臨時政府を樹立し、民主...
普通江の改修工事は、平壌市民が愛国的な労働をもって新しい...
かつて、日本帝国主義者は、朝鮮人民の抑圧と搾取に血眼にな...
こんにち朝鮮人民は、国の主人となりました。我々は、祖国を...
我々は、祖国の大自然を改造する事業に着手しなければなりま...
もちろん、普通江の改修工事を短時日に完成することは容易で...
新しい民主朝鮮を建設しうるか否かは、ひとえに朝鮮人民自身...
我々は困苦にたえ、自力で普通江改修工事のような工事を一つ...
普通江の改修工事が完成すれば平壌市が洪水の被害から守られ...
それゆえ、普通江の改修工事を積極的におし進めなければなり...
平壌市民がこぞって参加し、普通江改修工事を早めるための大...
みなさん!
平壌は、我が国の民主首都であります。悠久の歴史をもつ美し...
私は平壌の全市民が、民主首都平壌を模範的に建設するために...
''' 出典:『金日成著作集』2巻'''
**参考 [#wdc4365b]
「普通江改修工事着工式」について、長編小説『平壌時間』(...
~略~
線路を越えて式場が近くなると、民青管楽隊のラッパの音が聞...
着工式場は普通江に面して烽火山西北の麓に設けられ、山に向...
会場は早くも群衆で埋まり、アカシアの木立の中までいっぱい...
日はかなり高く昇り、まばゆい光を投げかけていた。管楽隊の...
「将軍は本当においでになるのかな」&br;
「おまえたちも将軍にお目にかかりに来たんじゃな」
カムトウ(冠の一種、馬のたてがみでつくる)をかぶった老人...
「安心おし。きょうはきっとおいでになるそうじゃ」&br;
「おじいさんはどうして知っているの」&br;
「わからないでか。だからわしもこんなに前に座っているんじ...
「きっと! 誰が言ったの。偉い人がそう言ったの?」
2人の少年は、老人の答を聞くことができなかった。突然、ざ...
ついに将軍が登壇した。まざれもなく土城廊の土手で会ったそ...
相哲がひじで宗漢の脇腹を突っついた。同じ仕草で答が返って...
「間違いないだろう」&br;
「うん、間違いない」
将軍は群衆の歓呼に微笑と柏手で答え、静かにするようにと手...
「おまえ、わかったかい。将軍はおれをおぼえていらっしゃっ...
やがて歓声が静まり人々が座を整えはじめたとき、宗漢が得意...
「本当か」&br;
「本当だとも」&br;
「どうしてわかるんだい」&br;
「さっき、おれの方を見て目で笑ってくださったんだ」&br;
「なんだそんなことか。それならおれにもそうなさったせ」&br;
「じゃおまえにも…」
2人の会話は再び巻き起こった柏手にかき消された。目をあげ...
「おい、『虎』、おれたちも花束を持ってくるんだったな」&br;
「うん、どうして気がつかなかったのかな」
2人は、将軍に花束を贈った人たちが恐縮しながらも幸せそう...
開会宣言に続く奏楽のあと、将軍が演壇に立つと、再び拍手と...
将軍は親しみのこもったまなざしで群衆を見まわし、普通江改...
ざわめきが、ぴたりとやんだ。蜜蜂の羽音とカッコウの鳴き声...
「普通江の改修工事を短時日に完成することは容易ではありま...
将軍は、解放された祖国の前途には幾多の困難が予想されるが...
「全朝鮮人民がかたく団結し、建国事業のために全力を尽くす...
演説が終わると群衆はいっせいに万歳を叫び、堰を切った流れ...
「おじさん、みんなどこへ行くの」
相哲はあたふたと走って行く人に言葉を投げた。その人は見向...
「みんなどこへ行くの」
こんどは宗漢が他の人に聞いた。すると誰かガ、もうすぐ将軍...
2人はやっとの思いで川向こうの麓が鍬入れの式場であること...
「相哲、おれたちも渡ろうか」&br;
「服が濡れたら将軍の側へ行けないじゃないか」&br;
「脱いで泳ぐさ。大人に持ってもらったらいいや」&br;
「そんなことをしているまに始まったらどうするんだ。裸のま...
彼らは残念そうに川と橋と川向こうの麓を眺めた。一番かんじ...
このとき公正な変化が起きた。川向こうの人垣が大きく両側に...
将軍は相哲と同じ年格好の子供の肩を抱き寄せ背をかがめて話...
鍬入れの式場には「祝 普通江改修着工」ののぼりが中空には...
群衆はおごそかな瞬間が迫っているのを直感し息をつめた。動...
その余韻が消えると、将軍は上着を脱ぎ、白い腕章をつけた人...
ドドンドン、ドン
力のこもった太鼓の音が、鍬入れ式の開始を告げ、鉦(かね)...
将軍は、慣れた身のこなしでシャベルを動かした。シャベルの...
鍬入れ式の模様は、平壌市民はもちろん全国人民の話題の種と...
将軍の鍬入れに続いて活気に満ちた作業がくりひろげられた。
~略~
RIGHT:'''(小林よしおの研究室)'''
#br
----
#include(vok_navi01,notitle)
終了行:
*普通江改修工事着工式でおこなった激励のあいさつ [#v0a6589c]
'''1946年5月21日'''
''金日成''
親愛な同胞のみなさん!
きょう我々は、全人民が民主的課題の遂行に力強く取り組んで...
過去、朝鮮人民は日本帝国主義植民地支配のもとで奴隷の生活...
こんにち我々には、一日も早く統一的臨時政府を樹立し、民主...
普通江の改修工事は、平壌市民が愛国的な労働をもって新しい...
かつて、日本帝国主義者は、朝鮮人民の抑圧と搾取に血眼にな...
こんにち朝鮮人民は、国の主人となりました。我々は、祖国を...
我々は、祖国の大自然を改造する事業に着手しなければなりま...
もちろん、普通江の改修工事を短時日に完成することは容易で...
新しい民主朝鮮を建設しうるか否かは、ひとえに朝鮮人民自身...
我々は困苦にたえ、自力で普通江改修工事のような工事を一つ...
普通江の改修工事が完成すれば平壌市が洪水の被害から守られ...
それゆえ、普通江の改修工事を積極的におし進めなければなり...
平壌市民がこぞって参加し、普通江改修工事を早めるための大...
みなさん!
平壌は、我が国の民主首都であります。悠久の歴史をもつ美し...
私は平壌の全市民が、民主首都平壌を模範的に建設するために...
''' 出典:『金日成著作集』2巻'''
**参考 [#wdc4365b]
「普通江改修工事着工式」について、長編小説『平壌時間』(...
~略~
線路を越えて式場が近くなると、民青管楽隊のラッパの音が聞...
着工式場は普通江に面して烽火山西北の麓に設けられ、山に向...
会場は早くも群衆で埋まり、アカシアの木立の中までいっぱい...
日はかなり高く昇り、まばゆい光を投げかけていた。管楽隊の...
「将軍は本当においでになるのかな」&br;
「おまえたちも将軍にお目にかかりに来たんじゃな」
カムトウ(冠の一種、馬のたてがみでつくる)をかぶった老人...
「安心おし。きょうはきっとおいでになるそうじゃ」&br;
「おじいさんはどうして知っているの」&br;
「わからないでか。だからわしもこんなに前に座っているんじ...
「きっと! 誰が言ったの。偉い人がそう言ったの?」
2人の少年は、老人の答を聞くことができなかった。突然、ざ...
ついに将軍が登壇した。まざれもなく土城廊の土手で会ったそ...
相哲がひじで宗漢の脇腹を突っついた。同じ仕草で答が返って...
「間違いないだろう」&br;
「うん、間違いない」
将軍は群衆の歓呼に微笑と柏手で答え、静かにするようにと手...
「おまえ、わかったかい。将軍はおれをおぼえていらっしゃっ...
やがて歓声が静まり人々が座を整えはじめたとき、宗漢が得意...
「本当か」&br;
「本当だとも」&br;
「どうしてわかるんだい」&br;
「さっき、おれの方を見て目で笑ってくださったんだ」&br;
「なんだそんなことか。それならおれにもそうなさったせ」&br;
「じゃおまえにも…」
2人の会話は再び巻き起こった柏手にかき消された。目をあげ...
「おい、『虎』、おれたちも花束を持ってくるんだったな」&br;
「うん、どうして気がつかなかったのかな」
2人は、将軍に花束を贈った人たちが恐縮しながらも幸せそう...
開会宣言に続く奏楽のあと、将軍が演壇に立つと、再び拍手と...
将軍は親しみのこもったまなざしで群衆を見まわし、普通江改...
ざわめきが、ぴたりとやんだ。蜜蜂の羽音とカッコウの鳴き声...
「普通江の改修工事を短時日に完成することは容易ではありま...
将軍は、解放された祖国の前途には幾多の困難が予想されるが...
「全朝鮮人民がかたく団結し、建国事業のために全力を尽くす...
演説が終わると群衆はいっせいに万歳を叫び、堰を切った流れ...
「おじさん、みんなどこへ行くの」
相哲はあたふたと走って行く人に言葉を投げた。その人は見向...
「みんなどこへ行くの」
こんどは宗漢が他の人に聞いた。すると誰かガ、もうすぐ将軍...
2人はやっとの思いで川向こうの麓が鍬入れの式場であること...
「相哲、おれたちも渡ろうか」&br;
「服が濡れたら将軍の側へ行けないじゃないか」&br;
「脱いで泳ぐさ。大人に持ってもらったらいいや」&br;
「そんなことをしているまに始まったらどうするんだ。裸のま...
彼らは残念そうに川と橋と川向こうの麓を眺めた。一番かんじ...
このとき公正な変化が起きた。川向こうの人垣が大きく両側に...
将軍は相哲と同じ年格好の子供の肩を抱き寄せ背をかがめて話...
鍬入れの式場には「祝 普通江改修着工」ののぼりが中空には...
群衆はおごそかな瞬間が迫っているのを直感し息をつめた。動...
その余韻が消えると、将軍は上着を脱ぎ、白い腕章をつけた人...
ドドンドン、ドン
力のこもった太鼓の音が、鍬入れ式の開始を告げ、鉦(かね)...
将軍は、慣れた身のこなしでシャベルを動かした。シャベルの...
鍬入れ式の模様は、平壌市民はもちろん全国人民の話題の種と...
将軍の鍬入れに続いて活気に満ちた作業がくりひろげられた。
~略~
RIGHT:'''(小林よしおの研究室)'''
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