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労働党と国家、軍隊の最高指導者金正恩委員長がチュチェ106年（2017）11月28日、新たに開発された大陸間弾道ロケット『火星15型』のテスト発射の断行を、直筆で命令しました。金正恩委員長は11月28日午後、朝鮮労働党中央委員会軍需工業部の報告書に直筆で命令し、署名しました。
朝鮮労働党の政治的決断と戦略的決心によって、新しく開発された大陸間弾道ロケット『火星15型』のテスト発射が成功裏に行われた。
大陸間弾道ロケット『火星15型』兵器システムは、アメリカ本土全域を打撃出来る超大型重量級核弾頭の装着が可能な大陸間弾道ロケットで、この7月にテスト発射した『火星14型』より戦術、技術上の諸元と技術的特性が遥かに優れた兵器システムであり、共和国が目標として掲げたロケット兵器システム開発の完結段階に到達した最も威力ある大陸間弾道ロケットである。
朝鮮労働党と共和国政府の委任により、金正恩委員長の指導の下に大陸間弾道ロケット『火星15型』は、チュチェ106年（2017）11月29日2時48分、平壌郊外で発射された。ロケットは予定の飛行軌道に沿って53分間飛行し、朝鮮東海の公海上に設定された目標の水域に正確に着弾した。テスト発射は最大高角発射システムで行われ、周辺国の安全に如何なる悪影響も及ぼしていない。大陸間弾道ロケットは頂点高度4475キロメートルまで上昇し、950キロメートルの距離を飛行した。
金正恩委員長は新型の大陸間弾道ロケット『火星15型』の成功裏の発射を見て、「いよいよ今日で国家核武力完成の歴史的大業、ロケット強国偉業が実現した」と誇り高く宣言した。大陸間弾道ロケット『火星15型』のテスト発射の大成功は、アメリカと追従勢力の悪辣な挑戦と度重なる試練の中でも、些かも揺らぐ事無く朝鮮労働党の併進路線に忠実に従って来た、偉大な英雄的な朝鮮人民が勝ち取った高価な勝利である。
朝鮮民主主義人民共和国の戦略兵器の開発と発展は全て、アメリカの核を以っての恐喝政策と核の脅威から国の主権と領土保全を保ち、人民の平和な生活を守る為のものであり、共和国の利益を侵害しない限り、如何なる国や地域にも脅威にならないだろう事を改めて厳かに声明する。
朝鮮民主主義人民共和国は責任ある核強国、平和を重んじる国家として世界の平和と安定を守る為の崇高な目的の実現の為に、全ての努力を尽くすだろう。
チュチェ106年（2017）11月29日 平壌
朝鮮労働党委員長で朝鮮民主主義人民共和国国務委員会委員長、朝鮮人民軍最高司令官の労働党と国家、軍隊の最高指導者金正恩元帥*1の直接的な指導の下に、チュチェ106年（2017）11月29日、大陸間弾道ロケット『火星15型』のテスト発射が成功裏に行われました。
労働党と国家、軍隊の最高指導者金正恩元帥が大陸間弾道ロケット『火星15型』のテスト発射の全過程を現地で指導しました。張昌河（チャン・チャンハ）、全日好（チョン・イルホ）、趙甬元（チョ・ヨンウォン）、劉進（リュ・ジン、ユ・ジン）、の各同志が同行しました。
11月28日、新型の大陸間弾道ロケットのテスト発射の準備が完了したという報告を受けて、深夜、ロケットの技術準備の現場に着いた金正恩委員長は先ず、自力で造った『9軸自走発射台車』を見ました。そして軍需部門の労働者の清らかな忠誠心が込められた自力更生の創造物を眺めて、「発射台車を完璧に造った、塗装も綺麗で各要素をとても細密に強固に製作した」と評価し、台車の開発に加わった工場の労働者の労をねぎらいました。
金正恩委員長は、「軍需工業部門で発射台の車体とエンジン、大型タイヤとウインチ、発射用軸受け、油圧装置、電気制御装置、動力装置等、全ての要素を100％国産化・主体化する突破口を開いて、今や思うまま台車をドンドン生産する事になった」と満足の意を表しました。そして発射場に出て国防部門の科学者、技術者と共に、大陸間弾道ロケットの垂直化等発射前の工程を一つ一つ細やかに指導しました。次いで指揮監視所で金正恩委員長は、大陸間弾道ロケット『火星15型』のテスト発射の計画について備に聞き、発射を断行する事を命令しました。
この度のテスト発射は、新しく開発した『火星15型兵器システム』の戦術と技術の諸元と作動の信頼性を確定する為に、最大高角発射システムによって行われました。大陸間弾道ロケット『火星15型』は、最大頂点高度4475キロメートルまで上昇して、950キロメートルの距離を53分間飛行し、朝鮮東海の公海上の設定された水域に正確に着弾しました。
この度のテスト発射を通じて、兵器システムの全ての数値が設計の要求を正確に満足させ、戦略兵器システムの使命に合わせて戦闘環境での信頼性を充分保証出来るという事が確定されました。特に中間飛行区間の姿勢操縦及び速度矯正による命中精度、推進力ベクトル操縦を実現した大出力エンジンと比推進力の高いエンジンの作動の精度が確証され、それに従う誘導及び安定化システムの設計数値の精度が検証されました。また新しく開発した『9軸自走発射台車』の機動及びウインチ能力と、発射系統に対する作動の信頼性が確認されました。これと共に既に確証された制御及び安定化の技術、段階分離始動技術、再突入の環境での弾頭の信頼性が改めて確認されました。
機動性と命中精度が確固と保証された大陸間弾道ロケット『火星15型』の兵器システムは、100％国内の力と技術で共和国の実情に合わせて開発した名実共に『朝鮮労働党式の兵器システム』で、こうして共和国は、アメリカ本土全域を打撃出来る超大型重量級核弾頭の装着が可能な、また一つの新型の大陸間弾道ロケット兵器システムを保有する事になりました。
金正恩委員長は新しく開発された大陸間弾道ロケット『火星15型』の唯の一回での成功に喜びを禁じえず、「満足、大満足だ、新型のロケット兵器システムの開発に加わった戦闘員皆に熱く感謝する」と述べました。そして、「今日は国家核武力完成の歴史的大業、ロケット強国偉業が実現した有意義な日である。共和国の戦略的地位を更に引き上げた偉大な力が生まれたこの日を、国の歴史に特筆すべきだ。最近国防科学部門をはじめ国の全ての部門で収められている目覚しい成果は、朝鮮労働党が選んだ併進路線と科学重視の政策の輝かしい賜物だ。歴史のあらゆる風波の中でもビクともせず、労働党の偉業に忠実に従って来た英雄的朝鮮人民ならではの偉大な勝利だ」と述べました。
金正恩委員長は、新しく開発された大陸間弾道ロケット『火星15型』のテスト発射を成功裏に行って、チュチェの朝鮮の尊厳と威容をまたもや世界に誇り示した国防科学部門の科学者、技術者、労働者を熱く祝い、共に歴史に末永く伝える意義深い記念写真を撮りました。
