革命演劇「3人1党」のバックアップ(No.1)

革命演劇「3人1党」

革命演劇「3人1党」は、20世紀前半の抗日革命闘争のとき、偉大な金日成主席によって創作された不朽の名作です。

偉大な金正日総書記の指導の下、チュチェ76（1987）年、国立演劇団で再演されました。演劇は、民族主義者と分派分子の派閥争いが深刻化し、朝鮮の反日民族解放運動に莫大な弊害を及ぼしていた時を背景にしています。

演劇は、「ソンド国」という架空の国で、国王の死後、王位争いの末、国を滅ぼした3人の大臣をあてこすり、派閥争いと分裂の惨めな結果を見せています。党勢伸張をめぐってにらみ合う分派分子を封建時代の奸臣に見立てて、朝鮮の民族解放闘争の歴史の血の教訓を物語っています。

国立演劇団のラ・ソングク'副団長のお話です。

「演劇は、派閥争いと分裂は亡国につながり、派閥争いに明け暮れた者たちはみな大国追従売国奴であったという歴史の教訓を通して、団結の真理を力強く立証しています。否定的人物だけが登場するこの作品は、登場人物の滑稽な性格と罪業を、その自己矛盾の中、鋭く風刺しています」

作品は、ユーモラスな批判を通して、観客を楽しませ、教訓を与えています。嘲笑による否定にとどまった従来のものとは違って、否定的人物に対する鋭い風刺を通して、団結の真理を証明しています。

また、演技においても、台詞や行動のユーモラスな表現で、登場人物の喜劇性をリアルに表しています。ステージ・セットやメロディーも、架空の話にふさわしく、立体感があふれるように設定しています。

チュチェ79（1990）年4月、モスクワ国際演劇祭典に参加して、朝鮮式の演劇のなんたるかを見せました。

革命演劇「3人1党」は団結の真理を悟らせ、今もロングランを続けています。

2017年の記事