![[PukiWiki]](image/pukiwiki.png "[PukiWiki]")
朝鮮の北部に抗日武装闘争の時の偉大な金日成主席の闘争の業績が宿る革命戦跡地が多数あります。サムジヨン革命戦跡地もその中のひとつで、ここは金日成主席が朝鮮人民革命軍の主力部隊を率いてムサン*1地区に進出する途中、小休止し、国の解放の大構想を練った由緒深いところです。
主席はチュチェ28（1939）年5月21日、部隊がサムジヨンの湖畔にたどり着いた時、休止を命令しました。休止を命令したのにはわけがありました。隊員たちが麗しい祖国の自然をめでると共に、ムポ*2というところまでの行軍の路程に飲み水がないことも予見して、昼食を兼ねての戦闘準備と行軍の準備を抜かりなくするようにとの考えからでした。
この日、抗日の女性英雄金正淑女史が丁寧に汲んであげた水を飲んだ主席は、サムジヨンは景色もよく、水も美味しい、この水を思う存分飲んで力いっぱい戦い、国を解放して革命が勝利した後、ここに休養所を建てようと言いました。主席が編み出した一行千里の戦術に従って、朝鮮人民革命軍の主力部隊はカプサン*3というところからムサンまでの警備道路に沿って40キロを行軍し、その日の内にムポというところにたどり着きました。
後日、朝鮮人民革命軍が自分たちがつくった警備道路に沿って真昼に行軍したということを知った敵軍は、「未曾有の怪事」と悲鳴を上げました。警備道路で強行した一行千里の行軍を通じて、数個の連隊と師団の敵軍を掃滅したことより多くの得を取ることになりました。
後年、金日成主席は何回もサムジヨンの湖畔を訪ねて、抗日革命闘争の時を感慨深く思い起こしました。偉大な金正日総書記は抗日の伝統を朝鮮革命の万年の富、朝鮮革命の命脈をつないでくれる血筋とみなし、チュチェ45（1956）年6月、ピョンヤン第1中学校の革命戦跡地巡りのチームを率いてサムジヨンを訪ねました。
そしてペクトゥ山を眺めやり、金日成主席の意志を継いで行く決心を固めました。その後、総書記はサムジヨンを革命戦跡地に築くようにし、何度も建設現場を訪れて指導しました。サムジヨン革命戦跡地には金日成主席の銅像を中心に据えたサムジヨン大記念碑と革命事績標識碑、主席が小休止の時、隊員たちに革命精神を植えつけたところ、主席がサムジヨンの湖畔をバックにして記念写真を撮ったところがあります。
朝鮮人民はサムジヨン革命戦跡地で金日成主席の不滅の革命的業績を心に刻み付けています。
（偉人伝）
 |
 |
 |
