#author("2019-04-08T14:51:57+09:00","default:pop hok","pop hok")
*金日成主席と「ふるさとを思う歌」 [#b7a871ad]
長期にわたる厳しい革命闘争を展開して奪われた国を取り戻した偉大な金日成主席が一生涯、心の中に秘めていた歌があります。「''ふるさとを思う歌''」です。
>古里を発つ朝　わが母は&br;
門に出て涙ぐみ&br;
「さあ、おゆき」その言葉&br;
あ、耳を打つ&br;
・・・

金日成主席は生前、この歌をとても愛唱しました。血みどろの抗日戦の日々に、月の明るい山の焚き火のそばでも歌い、また、つつじの花が咲いた小川の辺でこの歌を歌って隊員たちに愛国心を植え付けました。

チュチェ25（1936）年4月、中国東北地方の漫江というところであったことです。新しく編成された朝鮮人民革命軍の主力部隊は、主席の引率の下、漫江に着いて数日間、宿営することになりました。この日、主席は抗日の女性英雄金正淑女史が女性隊員と共に森の中の小川で洗濯をしながら歌う故郷の歌を聞きました。

宿営地を見回っていた主席は2人に近づき、故郷が懐かしいようだね、と聞きました。そして、故国を離れた人はいつも故郷の春が格別懐かしいものだ、朝鮮はこの頃ともなれば本当に美しい、4月のマンギョンデ&note{万景台:万景台（만경대）};は花にうずもれ、絵のように美しかったと故郷のマンギョンデのことを色々と思い起こしました。

国の解放のために有志を抱いて試練に満ちた革命の道を歩んだ父について、また、父の遺言通り不自由な体で苦労の限りを尽くし、息子の革命活動を助けた母について、組織されたばかりの反日人民遊撃隊を率いて南満州への遠征に発つとき見送ってくれた母との最後の別れについて語りました。話を終えて、深い思いに耽っていた主席は静かな声で歌を歌い始めました。「ふるさとを思う歌」でした。

主席を仰ぐ金正淑女史は熱い祖国愛と民族愛を覚えました。隊員たちも、主席の愛唱するこの歌を歌い、マンギョンデを心の古里として胸に刻みつけました。抗日の日々にいつもこの歌を歌い、試練に耐えて朝鮮の解放をもたらした主席は80の高齢にも国と人民への熱い愛情をもってこの歌を歌い続けました。

このように、「ふるさとを思う歌」は、国と人民のため全てを尽くした金日成主席が一生涯愛唱した革命の歌、永遠の闘争の歌でした。
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RIGHT:'''2012年の記事'''
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//*金日成主席と「ふるさとを思う歌」2
//（芸術 2019.04.07）
偉大な金日成主席の生涯を思い起こさせる歌があります。金日成主席が栄えある抗日革命闘争の時に創った不朽の名作「''ふるさとを思う歌''」です。

>ふるさとを発つ朝　わが母は&br;
門にでて涙ぐみ&br;
「さあ　おゆき」その言葉&br;
あ　耳を打つ

「ふるさとを思う歌」は主席が生涯を通して愛唱した歌です。国と人民のためにすべてを尽くした主席の偉大な生涯の足跡を辿れば、いつもこの歌は付きっ切りでした。

抗日革命闘争の時のチュチェ25（1936）年春のある日のことでした。宿営地を見回っていた主席は故郷への思いを募らせる歌を歌っている女性の隊員たちに会いました。

主席は故郷のことが思われるようだが、祖国を離れた人たちにとって故郷の春は格別懐かしいものだ、朝鮮も今頃は本当に美しい、と言いました。そして生まれ故郷のマンギョンデ&note{万景台:};について話しました。

''社会科学院''の研究者''パク・チュンイル''さんのお話です。
>「その時、金日成主席はテドン川&note{大同川:大同川（大同江、대동강）};の氷が解け、しだれ柳に新芽が吹き始めると、マンギョン峰のつつじも赤く咲き、藁葺き家の庭の桃の花も咲いたものだ、4月のマンギョンデは花の中に埋もれて絵のように美しかった、と故郷の山と川について感慨深く思い起こしました。続いて主席は幼くして懐かしい故郷を後にしたときの辛い思いや国の解放のための険しい戦いの道で余りにも早く死に別れた父と母について、異国のわびしい村に残してきた弟たちについて、そしてわが子が国を解放して帰ることを指折り数えて待っている故郷の祖父母について話しました」

この日、金日成主席は「ふるさとを思う歌」を歌いました。主席が歌ったこの歌は隊員たちの胸に熱い祖国愛を植えつけました。誰もが故郷の歌を好んで歌うものです。

しかし、主席にとって「ふるさとを思う歌」は単なる故郷への愛情と懐かしさだけの歌ではありませんでした。故郷への熱い思いの中に国に尽くす革命家の聖なる使命感を掻き立てるものがあり、革命の勝利を確信させる信念と言うものがありました。

抗日の戦場で熱い祖国愛の感情を燃え立たせた「ふるさとを思う歌」は苛烈きわまる祖国解放戦争の時も力強く響きました。主席は砲煙くすぶる最前線にまで出向き、人民軍軍人に勝利の戦略と戦術を示す時も、英雄的偉勲を立てた軍人たちに会った時もこの「ふるさとを思う歌」を歌いました。

主席が歌った「ふるさとを思う歌」はそのまま人民軍軍人をはじめ朝鮮人民の胸に熱烈な愛国心を植え付け、侵略者との戦いに必ず勝つという揺るぎない信念のこだまとなりました。

帝国主義者が社会主義の「終焉」について鳴り物入りで騒いでいた1990年代初め、80の高齢にもかかわらず、社会主義の勝利を確信し、精力に満ちて「ふるさとを思う歌」を歌った主席の姿は今も朝鮮人民の心の中に深く刻まれています。

このように「ふるさとを思う歌」は国と人民に尽くす使命感で一生涯を燃やしてきた金日成主席のおはこでした。

主席は「ふるさとを思う歌」とともに、百戦百勝の朝鮮労働党を創立し、不抜の革命武力を創建し、人民の楽土である社会主義制度をもたらしました。今もこの歌は生涯を閉じるまで熱い祖国愛を持って国の繁栄と人民の幸福のためにすべてを尽くした主席の偉大な生涯を伝えています。

朝鮮人民は不朽の名作「ふるさとを思う歌」に秘められた金日成主席の生涯の願いを継いで敬愛する最高指導者金正恩委員長の導きの下に必ず社会主義強国を打ち立てるでしょう。

（芸術）

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RIGHT:'''2019年の記事'''
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//140806_金日成主席と「ふるさとを思う歌」
//140811_金日成主席と「ふるさとを思う歌」
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