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朝鮮のアムノッカン・スポーツ団のオム・ユンチョル選手は世界の重量挙げ界に広く知られています。
ハムギョン北道*1チョンジン市*2スナム区域*3生まれのオム選手は子供のときからスポーツが好きでした。チョンジン市スナム区域青少年スポーツ学校で重量挙げを始め、世界チャンピオンの夢を抱いてトレーニングに精魂を傾けました。
体力と技術の面でその能力はだんだん向上し、ジュニアの国内戦で好成績をとりました。国ではその才能を重んじ、アムノッカン・スポーツ団で希望を叶えるようにしました。ありがたいこの国に金メダルで報いる一念に燃え、監督の指導の下、技術をさらに磨きました。
毎日、重いものを引き上げるハードな訓練でしたが、必ず世界チャンピオンになることを決心して、野心的に取り掛かりました。その努力が報いられ、国内はもとより国際競技でも頭角を現し始めました。
2011年の世界ユース重量挙げ選手権大会男子56キロ級ジャークで優勝し、翌年の第30回オリンピックでは男子56キロ級で3つの金メダルを獲得しました。オリンピックは初めてでしたが、ジャークで体重の3倍を引き上げ、オリンピック新記録をマークしました。
オム選手は満足と言うのを知らず、金メダル一筋でした。2013年のアジア重量挙げ選手権大会とユース、シニア・アジアカップ及びクラブ重量挙げ選手権大会、2013年の世界重量挙げ選手権大会、第17回アジア競技大会、2014年の世界重量挙げ選手権大会、2015年の世界重量挙げ選手権大会、第29回夏季ユニバーシアードの56キロ級で金メダルを獲得しました。
また、世界記録と国際競技大会の記録を何度も塗り替えました。その功が買われ、金正日賞と労働英雄、人民スポーツマンの称号を受けました。スポーツ選手の人生は国旗と共に輝く、これがオム選手のモットーです。
オム選手は昨年の第18回アジア競技大会の重量挙げ男子56キロ級で優勝し、2018年の国際重量挙げ連盟世界重量挙げ選手権大会男子55キロ級でも世界の強豪の実力を遺憾なく示しました。
オム・ユンチョル選手はチュチェ107（2018）年をはじめ何度も朝鮮民主主義人民共和国のMVPトップ10に選ばれました。
（今日の朝鮮）
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