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軍隊と人民の大団結は、朝鮮革命の誇らしい伝統であり、朝鮮の第一の国力です。歴史を振り返ってみますと、20世紀、朝鮮は国家的後方や正規軍の支援もない厳しい条件の下、遊撃隊と人民の決死の抗戦で暴悪極まりない日本帝国主義を打ち倒し、生まれたばかりの武力であったが、人民軍と人民が生死を共にして戦って、世界「最強」を誇るアメリカ帝国主義を撃滅しました。
昨年、朝鮮北部のラソン*1にもたらされた禍を転じて福と為す奇跡も、また、この地に建てられた建築物もすべて軍隊と人民の大団結の威力によるものでした。この偉大な大団結の力が今、朝鮮北部のトゥマン川*2沿岸で発揮されています。
最短期間内に酷い災害の傷跡を癒し、被害地域の人民の生活を安定させるため、国中が立ち上がりました。短い間に寸断された道路が開かれ、復旧された鉄道で輸送の汽笛が高らかに響き渡っています。また、被害を受けた変電所と長い区間の送電線が復旧されました。
一心団結の威力でハムギョン北道*3北部の被害復旧で禍を転じて福と為す奇跡的勝利を収めようとの朝鮮労働党中央委員会のアピールに応えて、水害復旧で一番骨の折れる区間、一番難しい課題を人民軍が引き受けました。
ムサン郡*4の被害復旧に当たった朝鮮人民軍キム・グァンチョル所属部隊の軍人たちは、わずか15日間で82戸の住宅の骨組み工事を終えました。被災地に着いた軍人たちは、宿舎の建設でなく、復旧作業に取り掛かりました。
一日も早く水害を復旧するための軍人たちの作業は、昼も、夜も続きました。革命精神を強く発揮して、毎日の作業目標を倍以上達成しました。二ヶ月前には、廃墟だったここに新たな住宅地区が見違えるほど、立派に建てられました。
学校と幼稚園を始め、公共施設の工事も終盤に入りました。ムサン郡だけでなく被災地の至るところで、朝と夕が違うほど新たな村と通りが作られています。
朝鮮の北部に、軍隊と人民の大団結の新たな歴史が開かれています。
