誇るべき建造物―人民軍の精神力のバックアップ(No.1)

誇るべき建造物　人民軍の精神力

「マシク峰で朝鮮の速度を体験」、今年1月、中国のオンラインニュース新華網に載った文です。マシク峰*1は、朝鮮中部の東海岸地区にある峰です。

ここにスキー場が建設され、昨年12月31日にオープンしました。10個のゲレンデと山奥の風致にマッチするホテル、サービス施設、リフト、スノーメイキングマシンなどが完備しています。

マシク峰スキー場*2の建設は、敷地面積1400ヘクタールの膨大な領域で行われました。一年の雨量が最も多い東海岸の海洋性気候と標高の高い山岳地帯など色々と不利な条件でした。

険しい地形に作られるコースの長さは平均1700メートル、最高のものが5000メートル以上で、機械手段の投入もままならぬ状態でした。そればかりか、4千数百メートルの道路を作り、延べ建築面積5万平方メートルの大規模な建物を建て、30余りの付属建物と40余りの施設を作らなければなりませんでした。

前のやり方なら、10年かかっても不可能な工事量でした。こうした膨大な建設を人民軍軍人が受け持ちました。決死の覚悟をもって軍人たちは一気にスキー場を建てようと、現地に着くが早く、工事に取り掛かりました。

ハンマーとのみで天然の岩場を削り落とし、2ヵ月分の工事量を15日以上も早めたりしました。そして、40キロ離れた所から資材を運び、延べ建築面積が2万平方メートルを超える10階以上のホテルを平均二日間に一階ずつ、最高30時間で一階ずつ建てました。

それで、1年あまりの短い間に総延長11万メートル、幅40ないし120メートルのコースを立派に作り、60近くの建物を完工しました。中国の記者がマシク峰で体験した朝鮮の速度、それは人民軍軍人の不屈の精神が生んだものでした。

マシク峰スキー場だけではありません。昨年の1年間、人民軍軍人は多くのプロジェクトをやり遂げました。

祖国解放戦争勝利記念館、祖国解放戦争参戦烈士の墓地、ウンハ科学者通り*3、金日成総合大学教育者住宅、ムンス遊泳場*4、リュギョン歯科病院*5、オクリュ小児病院*6、国家科学院中央茸研究所、ミリム乗馬クラブ*7などなど。

人民軍が掲げた「祖国防衛も、社会主義建設もみなわれわれが受け持つ」というスローガンの下、いついつまでも伝えられる英雄的偉勲が生まれました。

子供たちが思いっきり遊びまわる公園と遊園地、人々が散策するポトン川*8のプロムナードにも人民軍軍人の汗が滲んでいます。それで、朝鮮人民はこの地に建てられるすべてのものを見て「人民軍ならではのこと」、「人民軍が一番」だと誇らしげに言っています。

これらの建造物と共に人民軍軍人の英雄的気概と不屈の精神は永遠に伝えられています。

2014年の記事