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ハムフン化学工業大学ケイ酸塩工学部の教員であるウォン・イェヨン、ウォン・ドンスさんは親子ともども博士と呼ばれています。
父のウォン・イェヨンさんはケイ酸塩工学部門の権威です。ウォンさんは国の耐火物工業を発展させるうえでの科学技術上の難問を理論的に解明するのに大きく寄与しました。
父が理論家なら、息子のウォンさんは実践家だと言えるでしょう。ウォン・ドンスさんは耐火物の材料を朝鮮式に新しく作り出すのに寄与しました。代表的な研究の成果は焼成温度を下げながら、耐火煉瓦の質を著しく高める新しい工法を研究したことです。この成果により、現場の条件に合い、品質の高い耐火煉瓦をたやすく製造する見通しがつきました。
ウォン・ドンスさんのお話です。
「研究をする上で労働者の意向も聞くべきです。労働者と息が合っていました。私たちが研究した工法が実情に合う独特のものだということを認めてくれました。労働者の支持を受け、実践で難問とされていたものもすぐ解決を見ました。労働者の積極的な支持があったので確信を持ち、研究で大きな成果を収めました」
ウォン・イェヨンさんはいつも息子に現場で働く人たちを尊重し、その声に耳を傾けるべきだと念を押します。息子のウォンさんは父の言葉をいつも忘れず、思索し、実践しています。
科学を重んじ、教壇に一生を捧げる共通した思いのウォンさん親子は今も生産者の中に入って、現場で求めるものの研究に打ち込んでいます。
（今日の朝鮮）
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