#author("2019-05-10T12:57:24+09:00","default:pop hok","pop hok")
*英雄に育てる [#q9a45e7a]
朝鮮には、国と人民に尽くして英雄称号を受けた人が多くいます。

チュチェ87（1998）年の夏のある日、偉大な金正日総書記はピョンヤンから遠く離れたある工場を訪れました。近代的な生産工程を見た総書記は、工場の労働者と技術チームが物質、技術の土台を固め、色々な製品を意のままに生産していることに満足の意を表しました。そして、スケジュールが詰まっていても、製品の生産に貢献した技術者たちに会って見ようと言って、3人の技術者を身近に呼びました。

技術者たちが作った製品は大したものではありませんが、自力で先端技術を突破しようとの自力自強の精神が宿っていました。それを大変満足げに思って、総書記は、これが私の意図通りに完成したわれわれの方式の機材だ、立派なことをしたと高く評価しました。

そして、技術チームの主任を身近に呼んで、まさにこんな人が英雄だ、これからもっと大きな成果を収め、より多くの若い科学者を育てるべきだ、頑張れば2度、いや、3度、5度も英雄称号を受けることができると力づけました。

総書記が会った技術者の中には、26歳の若者もいました。工場大学を卒業して数年しかならず、研究のキャリアも浅い労働者出身のその技術者は、総書記を喜ばせる一念で苦心の探究を重ね、近代的な製品を作るのに寄与しました。若くして立派なことをしたのがとてもけなげなので、総書記は、とても立派だと言って、若い技術者の背中を優しく叩きました。

技術者たちが作った製品は事実上、総書記が直々研究の種子をつかませ、実を結ぶように細やかに導いたものでした。自分の労苦には全く触れず、製品の完成に傾けた技術者たちの努力と愛国心を高く評価する総書記でした。総書記の信頼に力づけられた工場の技術者たちはその後、さらに頑張って英雄称号を受け、博士号も取得しました。

実に、金正日総書記は普通の人たちを偉勲の創造者、時代の英雄に育てる恩師、偉大な父でした。

（偉人伝）

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RIGHT:'''2019年の記事'''
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//（偉人伝 2019.05.09）
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