自分の力、自分のもののバックアップ(No.1)

自分の力、自分のもの

ピョンヤン建材工場で生産されるバラエティーに富んだ建材が市民の生活に潤いを増しています。工場では、朝鮮労働党が示した建材の多様化、多種化を企業発展の重要戦略とし、近年、新製品の開発でめぼしい成果を上げています。

工場の技術者、従業員みなが、自らの技術と国内資源で良質の多様な製品をひとつでも増やそうと知恵を出し合っています。自力更生の精神を発揮し、工場の力では不可能とされていた運搬台車の改造を実現し、印刷装置の性能を改善して、どんな文様のタイルも意のままに生産しています。

輸入品よりコストを下げるため努力し、実用的な衛生陶器のモデルを開発して生産に取り入れました。また、同じ製品でも、ニーズに応えて色々な形で製作し、洗面器や水筒、植木鉢はもとより、プールの溢水ホームも製作しています。

ソ・ウンソク課長のお話です。

「使われる原料、資材の量が相対的に多いため、多量の廃棄物が出ていますが、可能な限り、再生利用しています」

樹脂サッシ職場では生産過程に出る副産物で仕上げ建材の格子縞の天井材料を製作するなど各サイズの樹脂サッシを作っています。タイルや衛生陶器、樹脂サッシ、塗装材などのサンプルを見ても、その種類や形の多様性がよくわかります。

自分の力を信じて奮闘すれば誇らしい自分のものがつくられる、工場の誰もがこれを固く信じています。

（今日の朝鮮）

2020年の記事