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抗日の女性英雄金正淑女史は抗日武装闘争の時、射撃の名人として広く知られました。その腕前の秘訣を伝える話があります。
偉大な金日成主席に会うため、ペクトゥ山の秘密のベースキャンプを訪ねたリ・ジェスンさんが女性の隊員たちの兵舎の前を通りかかった時でした。ちょうど、金正淑女史が銃の掃除をしていました。
歩みを止めてその姿を眺めているリさんに、同行した遊撃隊のある中隊長が、金正淑女史は部隊の皆が誇りに思い、羨ましがる百発百中の有名な射撃の名人だと言いました。
リ・ジェスンさんは金正淑女史に、腕利きの射撃の秘訣について聞きました。女史は、たいした才知でもない、銃を撃つのに特別な妙技はない、金日成将軍が教えたとおり、銃と言うのは多くの敵を打つための軍人の武器ではないか、と言うのでした。
そしてこう続けました。
「私は朝鮮人民革命軍の隊員たちは心身ともに将軍を守り、朝鮮革命を守る銃にならなければならないと思うのです」
朝鮮革命を守る銃！
正にこれに革命の司令部を銃を持って決死の覚悟で守ろうとの金正淑女史の気高い意志が込められており、腕利きの射撃の秘訣もこの意志あってこそのものなのです。
（偉人伝）
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