![[PukiWiki]](image/pukiwiki.png "[PukiWiki]")
共和国では科学技術によって経済強国建設の転換的な局面を開いています。国家科学院数学研究所の人たちも国の科学技術発展と経済強国建設に寄与する思いで科学研究と研究成果の導入に力を入れています。
博士、助教授のキム・ソンユン所長のお話です。
「基礎科学の発展によって国の科学技術と経済の発展が左右されます。研究所はこれまで国際的な関心事となる問題を解決する上で一定の成果を収めました。また、経済建設の実践に寄与できる成果を多く収めました。キムチェク製鉄連合企業所の円弧式連続造塊工程のCNC化をはじめ、現実で提起される問題の解決に役立ちました。また、科学技術計算ソフト、朝鮮式の基本ソフトとツールの開発にも成果があって実際、大いに寄与することが出来ました」
研究所の人たちは高いレベルの開発と先端技術の導入に知恵と情熱を尽くしました。近年、国際数学界で競争が強まっている分野の一つである流体運動の基本方程式の研究に取り組みました。短期間によい成果を収め、研究の結果は数学部門の国際雑誌にも載って各国の数学者の関心を集めています。
昨年、研究所には共和国科学分野の最高賞である「2月16日科学技術賞」が授けられました。研究所が第23回全国プログラムコンクールおよび展示会に出品した金融ICカード決済システムは先端レベルだと言えるものです。特等に評価されたこのプログラムはソフトウェア優秀製品として登録されました。
研究の成果を導入して一般化する上でも成果がありました。主任の博士ハン・グァンウクさんはこう述べました。
「国の繁栄と人民生活の向上に少しでも寄与するのが科学者の本分で道義だと思います。それで私たちの研究チームは昨年、検査の客観性と科学性、正確さを高めた抗酸菌検査支援システムを実現して人々の健康増進に大いに寄与しました。ハムギョン南道*1ハムジュ郡*2人民病院や多くの所に導入しましたが、評判が良いのです。今年は国中に一般化するため努めています」
研究所の人たちは実践での意義が大きいものなら難しく膨大な課題でも進んで受け持って探究を続けました。そして現場の技術者、労働者と力を合わせて生産に導入しました。
昨年、キムチェク製鉄連合企業所の円弧式連続造塊工程のCNC化、ジェナム炭鉱の生産工程と経営活動の情報化を実現し、人民大学習堂の翻訳工程支援システムを完成したのをはじめ毎年、多くの成果を収めました。
ウォンサン青年発電所とリョンソン機械連合企業所、ウォンサン・セメント連合企業所など研究所の人たちの努力が傾けられた所では燃料と原料が節約され、品質が向上し、生産が正常化しています。
まさに国家科学院数学研究所が収めた成果は、科学技術によって経済強国建設に寄与する科学者たちの愛国心の表れです。
