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朝鮮のピョンアン南道*1に、規模はさほど大きくありませんが、国の経済発展で大役を果たすアンジュ絶縁物工場があります。これまで、工場では日増しに高まる絶縁物の需要を満たすため、科学技術を生命線として、生産と経営活動の情報化、科学化の実現に励んできました。
工場の従業員が生産で主眼を置いたのが、原料の国産化でした。その手始めに、国内の原料による絶縁油の代替に取り掛かりました。工場の技術者、技能工たちは、代替油の利用における技術的問題を解決するため知恵を出し合いました。
議論を重ね、精製工程の新築と代替油の適時確保の対策も取りました。こうして、代替油を利用しながら絶縁物の質を充分に保障できる技術工程を自力で構築しました。
そればかりではありません。
工場では、技術者はもとより労働者誰もが新技術の開発と導入に励み、希釈剤や溶媒、触媒を国内の化学工場の製品に代替できました。また、技術指標を綿密に検討し、さらに高いレベルの絶縁物を生産できる技術工程を完備しました。これらの成果はすべて、工場の技術者、労働者が科学技術と生産を密着させる経営戦略を徹底させた結果です。
今、工場では、増産で国の経済発展に寄与する一念で、絶縁物の生産の科学化をハイレベルで実現しています。
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