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*私も万里馬先駆者の歌を歌いたいです [#zf9d6c5e]
''人民俳優の称号''を受けた''ワン・ソンファ''さんの手記です。
>「今の躍動する現実の中で過ぎ去った日々を振り返って見ますと、時代を称える歌を歌って人々を社会主義建設へと呼び起こす歌手としての張り合いある人生を送ったという誇りで胸がいっぱいになります。世界にはその国を代表する名優、名歌手が少なからずいます。しかし不世出の偉人たちの許で、時代を代表する名曲と共に人々の記憶の中に残っている芸術家の幸運に恵まれた人は多分多くないと思います。

>50歳になるまで現役生活をした私が一番誇りに思っているのは、国中が一日に千里を天かけるという伝説の馬の千里馬、チョンリマ((千里馬（천리마）))の速度で飛躍をもたらしていた社会主義大高揚期に歌を歌ったことです。当時、朝鮮では偉大な金日成主席の大構想に従って社会主義建設で大飛躍をもたらしていました。チュチェ53（1964）年、こうした時代を反映した歌『チョンリマ先駆者の歌』が出ました。歌は劇映画『精紡工』のテーマソングとしてつくられましたが、私が初めてこの歌を歌いました。映画と共にこの歌は大ヒットし、共和国のどこでも歌われる力が溢れる歌、チョンリマ時代の名曲となりました。

>チュチェ54（1965）年の元日、私は金日成主席の臨席の下に行われる迎春公演でこの歌を歌いました。主席は私の歌が終わると一番先に拍手し、とても勇ましい歌だ、歌がよいので広範な人々の間で広く歌われているとし、ワン・ソンファさんがとても上手に歌うと高く評価し、もう一度歌って欲しいとアンコールしました。主席からアンコールされた時の感動をただの喜びと表現できるでしょうか。その時、私の胸は大海原の波のように果てしなくそよいでいました。ところがその後、国家の要職についていた一部の偏狭な人たちがこの歌に難癖を付けて二度と歌えないようにし、私を舞台から追い出そうとまでしました。人生そのものであった舞台に二度と立てないという思いで、私は悩んでいました。

>その私にとって運命的な日がやってきました。チュチェ57（1968）年11月のある日、偉大な金正日総書記が思いもよらぬことに私の歌を聞いてみるというのです。私は総書記に丁寧に挨拶してから、主席の許で幸せな生活を送っている朝鮮人民を歌う『哨所に主席がこられた』、『チョンリマ先駆者の歌』、この2曲を歌いました。歌が終わった時、総書記は私を身近に呼んで、とても上手に歌った、感情豊かでさっぱりした音を出すのでよい、と言いました。そして朝鮮式の発声法の基本の原理を一つ一つ教え、今後とも時代を先駆ける力のある歌を歌い続けるようにと勇気付けました。私は無限大の芸術創作へと励ます総書記の恩情がありがたくて、その日、まんじりともしないで夜を明かしました。

>このように総書記の深い配慮と信頼があって、私は社会主義大飛躍の時代を代表する名曲『チョンリマ先駆者の歌』の歌手としてまたもや舞台に立ちました。国中が知っている時代の名歌手、人民俳優称号受賞者になるよう導き、誕生日祝いのプレゼントも贈った主席と総書記。また機会あるごとに高い国家叙勲の栄誉を担わせた主席と総書記の恩情を思うにつけ、その恩に報いることのできないもどかしさに駆られる私です。

>敬愛する最高指導者金正恩元帥が導く社会主義強国目指す今のマンリマ((万里馬（만리마）))時代を目の当たりにしてみると、主席と総書記の許でチョンリマ大飛躍の時代を歌った時のことがいっそう胸熱く思い出されます。80を越したとはいえ、総書記の計らいによる70歳の独唱会と80歳の独唱会で歌を歌った時のファイトに燃え、今も、マンリマ時代の旗手たちを社会主義強国建設へと力強く呼び起こすマンリマ先駆者の歌を声高らかに歌いたいです」

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RIGHT:'''2017年の記事'''
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