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共和国の全ての家庭がそうですが、ピョンヤン市*1トンデウォン区域*2のテシンという町*3に住んでいるチェ・ギルファさんの家庭にもいつも笑いの花が咲いています。今日も孫娘の自慢の喉を聞いて、数学の神童と呼ばれる孫の話で夜が更けるのも知りませんでした。
家庭に幸せの笑い声が溢れるほどチェ・ギルファさんが忘れずにいる人たちがいます。朝鮮赤十字総合病院の心臓専門病院の医師たちです。今年3月、チェ・ギルファさんは急に意識不明となり、救急車で病院に運ばれました。
当時の状況を娘のチェ・オクシムさんはこう話しています。
「父は本当に危篤でした。お手上げの状態かと家族のみなが肩を落としていたそのとき、リ・ヒョンウ先生を始め医者の方々が間髪を容れず、集中治療に入りました。そのとき、先生たちに対する感謝の念で胸が一杯になりました。みなが肉親のように思われました」
ここの医者たちは71歳のチェ・ギルファさんに真心の限りを尽くしました。患者を蘇らせるための緊急対策が取られ、集中治療が病院上げての関心事となる中、年寄りの体質に合う新たな治療法が絶えず編み出されました。患者の年齢を考慮して肉体の負担を減らす方法で、合併症を亡くし、治療期日を著しく短縮しながらも治療効果を上げる方法で手術法も新しく確立されました。
数回の難しい心臓オペの過程に肉親のような熱い愛情がチェさんに注がれました。やがてチェさんは危機を逃れ、意識を取り戻しました。昼夜を分かたぬ集中治療とその過程に注入される多くの医薬品から、瞬間も枕元を離れず看病する病院の人たちの姿からチェ・ギルファさんは社会主義制度のありがたさを胸熱く感じました。
チェ・ギルファさんはありがたいこの国に感謝する思いを家族のみなに話したりしました。
「社会主義のこの国が世界一だと誇りたくなりますね」
（今日の朝鮮）
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