#author("2019-01-10T14:48:28+09:00","default:pop hok","pop hok")
*社会と集団への献身 [#z371955f]
朝鮮では、社会と集団のために自分を捧げるのがありふれたこととなっています。ピョンヤンのソソン区域((西城区域（서성구역）))のナムギョ((南橋洞（남교동）))という町に住んでいる''リ・ユンオク''さんを見てもそれがよく分かります。

30年前、人民軍将校に嫁ぎ、その時から、兵士たちの姉、母親になったつもりで、その生活に細やかな関心を向けました。部隊の軍人の妻たちと共に畜産場をつくり、着実に運営して、兵士たちの日々の食卓を潤すため努めました。夫が除隊して、青年建設チームの指揮官になると、隊員たちを自分の弟、息子のように暖かく顧みました。

10数年間も戦傷栄誉軍人の介助もして、その人が完治して歩けるようにしました。また、居住人民班((20～40世帯ごとに組織される住民の相互扶助組織。班長、衛生班長、扇動員等が置かれる。学習や自己批判の場を設けて思想を統制するとともに、さまざまな動因をかける末端組織でもあり、密告奨励によって監視システムの一翼をも担っているといわれる。旧ソ連の統治システムと類似しているものだが、日本が1940年に大政翼賛会の末端組織として導入した「隣組」を模倣したとの説もある。'''（ネット上の情報）'''))の班長として、住民の戸主役も引き受けています。毎日、住民のためにしたことを総括し、すべきことを計画しています。

住民の1人が病気になると、誰よりも先に見舞いに行き、母方の祖母の許で暮らす兄妹をわが子のように思って世話しました。労働者の住民の娘が大学に入った時は、わがことのように喜んで、新しい鞄と学用品を持たせ、参戦老兵の孫娘の婚礼のために晴れ着も用意しました。それで、住民は、何事が生じると、リさんに頼み、嬉しいことも先に知らせました。

リさんは常に、社会のためになることを1つでもやりたい思いだけでした。苗木と花の苗を用意して、住宅の周りに植え、国家経済発展5ヵ年戦略の目標達成のための増産運動に励むよう、住民に働きかけました。

住宅近くのキムジョンテ電気機関車連合企業所の労働者たちが自分の技術による新型の地下鉄用の電動車を製作するということを聞いて、毎日のように、住民と共に支援物資を用意して現場に行き、歌も歌って励ましました。長年、社会と集団のために献身したリさんは、国の計らいで国家叙勲に預かり、何度も国レベルの大会に招かれました。

リさんのお話です。
>「集団のために、また他人のために自分を捧げる人は社会に多くいます。人皆がそれを公民の当然の本分と見なしています。私はそれを見習うために努めているだけです」

人誰もが甲斐ある人生を送りたいと思います。

リさんも、綺麗な心と私心のない献身でそのように生きているのです。

（今日の朝鮮）

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RIGHT:'''2019年の記事'''
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//（今日の朝鮮 2019.01.09）
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