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人民の喜び溢れるピョンヤンの中央動物園で、とりわけ人気をさらうのはオットセイの芸です。オットセイとアザラシがこなす多様な芸には、1人の女性の献身的な努力が秘められています。動物の芸の作業班のキム・リョンヒさんです。
チェ・ウンギョンさんのお話です。
「キム・リョンヒさんに多くのことを学び、いろいろとお世話になっています。新しい調教作品の研究のため、オットセイとアザラシのそばに付きっ切りでした。そのひたむきな努力に頭が下がる思いでした」
オットセイとアザラシを人に懐かせ、その特性を観察するため、キムさんは多くの努力を傾けました。それに基づいて、新しい芸を着想し、訓練を重ねて、すっかり身に付けさせました。
キムさんのお話です。
「オットセイとアザラシを管理し始めたのは1984年からでした。娘時代だったので、なんとなく空恐ろしい感じもしました。ですが、観客を喜ばせたい思いで、気を取り直しました」
人民への献身的な奉仕の精神で、30数年間も持ち場にしっかりついて励んできたことが買われて、中央社会主義愛国功労者の称号を受けました。勤め口でなく、勤め気が重要だとの言葉があります。
自分の職に愛着を抱いて真面目に働くキム・リョンヒさん、その手で仕込まれたオットセイとアザラシの素晴らしい芸は見る人をいっそう楽しませるでしょう。
（今日の朝鮮）
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