![[PukiWiki]](image/pukiwiki.png "[PukiWiki]")
先日、ピョンヤンの鉄道省病院の循環器内科へ意識不明の年寄りが運ばれてきました。余病まで併発し、患者の生命指標は危険な状態でした。患者を蘇らせるためのカンファレンスが開かれ、治療対策が立てられました。
夜を明かして患者に付き添い、朝は笑みを浮かべてやさしく話しかける看護士に、患者は落ち着きを取り戻しました。快方に向かっていた患者の病勢がつのると、患部をマッサージし、落ち込まないように力づける医師がわが子のように思われました。その真心によって、生死のふちをさまよっていた患者は全快して退院することができました。
患者が入院すると、担当医だけでなく科内の医師、看護士みなが関心を持って介護するのが病院の気風となっています。いつか、ピョンヤンに身寄りたよりのない地方の患者が入院しました。病院の医師、看護士みなが肉親代わりになって強壮剤やご馳走を用意し、患者のために真心を尽くしました。このようなことは、病院の人にとってありふれたこととなっています。
患者を血肉のように思い、真心を尽くすのは、人民の生命と健康を何よりも大事にする社会主義のこの国の医療従事者の本分です。
（今日の朝鮮）
 |
