療養所が伝える話

朝鮮のいたるところに鉱泉と温泉が多くありますが、ピョンアン南道*1ソンチョン郡*2オンジョン里*3の温泉もその中のひとつです。この温泉は神経痛、関節炎、皮膚病の治療に効果があります。

偉大な金日成主席はここを訪れ、ソンチョン温泉は湯の温度が低くて湯治にぴったりだとし、ここに休養所、療養所を建てて勤労者の健康増進に役立てることについて教えました。

ソンチョン・オンジョン療養所のリ・インチョル所長のお話です。

「1967年11月1日、偉大な金正日総書記がソンチョン郡オンジョン里を訪れ、金日成主席がここに療養所、休養所を建てるようにと教えたが、早く建設して人民の健康増進に役立てたら良いと言いました」

この日、総書記はオンジョン里を見て、主席の革命活動の足跡が印された里所在地を史跡地らしく文化的に築き、道路も立派に整備するようにと言いました。そして、温泉地区に多くの人たちが来て湯治できるよう、温泉浴場と療養所を近代的なものに造るようその方途も1つ1つ示しました。それで、その後、オンジョン里には、温泉ができる療養所が建てられました。

療養所には湯治室、機能治療室、矯正治療室、物理治療室などがあります。そのときから長い歳月が流れ、ソンチョン・オンジョン療養所は治療環境と条件が見違えるほど変わりました。療養所の病棟も増え、医療設備の近代化も進みました。

治療効果も抜群で療養に来た人たちは喜んでいます。

(偉人伝)

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2019年の記事
 

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*1 平安南道(평안남도)
*2 成川郡(성천군)
*3 温井里(온정리)

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