#author("2018-08-25T14:07:27+09:00","default:pop hok","pop hok")
#author("2020-09-30T08:08:46+09:00","default:pop hok","pop hok")
*独りぼっちになった政治の未熟児の足掻き [#je41c06a]
先日、ASEAN地域フォーラムの外相会議に参加した日本外相河野が、「朝鮮の完全な非核化を実現する為には制裁を維持し、朝鮮の制裁回避の試みを遮るべきだ」とし、「日本がこれに積極的に協力する」と言いました。

河野は長崎を訪問した国連の高官に会った時も、「朝鮮に対する制裁を続けるべきで、各国が制裁決議を着実に履行すべきだ」という臍曲がりな事も言いました。

今、ロシアと中国をはじめ多くの国が「時効が終わった対朝鮮制裁を撤回すべきだ」と強く主張しています。アナクロの対朝鮮制裁が朝鮮半島の情勢を再び悪化させる前提になりかねないからです。

ところが日本はこれとは正反対に「対朝鮮制裁を強めるべきだ」と騒いでいます。朝鮮半島と地域の肯定的な雰囲気にあくまで水を差そうとの、平和破壊の行為としか言いようがありません。

今年に入って朝鮮半島では、共和国の主導的で果敢な決断により世界の人々が想像も出来なかった劇的な変化が起きました。国際社会は、朝鮮半島で折角の運びとなった和解の雰囲気が強固な平和へと繋がる事を期待し、支持と歓迎の意思を表しています。

日本だけが何としても順調に進んでいる時の流れを逆戻りさせようとしています。

朝鮮半島で北と南の間に色々な対話が行われるや、首相と内閣官房長官、外相、防衛相等、日本の政界のトップ達が勢揃いして、「北朝鮮が完全且つ検証可能で不可逆的な核の廃棄に出る具体的な行動があってこその意義ある対話」、「北に対する強硬メッセージを北にまともに伝える対話になる事を望む」、「北と南の対話に拘りなく国際的な協調による既存の圧迫政策を変わる事無く進めるべき」という悪口を叩き、北と南の間に楔を打ち込もうとしています。

歴史的な板門店宣言とシンガポール朝米共同声明が採択された時は「朝鮮が行動に着手していない」、「厳しい条件を付けなければ朝鮮は動かない」等として、「強制的で予告無しの核査察をするべきだ」と捻くれた事を言いました。

近頃は、制裁に解決済みの拉致問題まで付け加えて、他の国々を訪ねては「朝鮮にプレッシャーをかけて欲しい」と哀願しています。日本の政治家たる者達がする事といえば、どれもこれもこのようなものばかりです。

しかし悪さに耽った結果日本が得たものといえば、事物現象を病的に透視する事、アナクロの考え方、無謀で身分に相応しくない行動を取る事で特徴付けられる政治の未熟児という汚名と、地域で独りぼっちになって寂しい思いをする哀れな身の上だけです。

それで日本の国会衆議院議員まで「政府の〓〓〓〓について不快に思い、北東アジアで日本が独りぼっちになった事について国民が心配している」と、腹立たしい事を言いました。

日本が現実に背を向け共和国との対決一辺倒に傾き続けるなら、朝鮮半島と地域、引いては国際社会で永遠に独りぼっちの身の上を免れないというのが、国際社会の一致した見解です。
日本が現実に背を向け共和国との対決一辺倒に傾き続けるなら、朝鮮半島と地域、延いては国際社会で永遠に独りぼっちの身の上を免れないというのが、国際社会の一致した見解です。

（時事評論）

RIGHT:'''2018.08.24 サイト音声再生不能の為、短波放送聞き書き（一部聞き取り不能）'''
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//（時事評論 2018.08.24）
//180824_独りぼっちになった政治の未熟児の足掻き
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