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2016年8月末、朝鮮の北部地区が水害に見舞われました。猛威を振るう大自然の前で数多くの住宅が跡形もなく破壊され、公共施設と道路、鉄路、農地も大きな被害を被りました。被災地の住民は誰もが先々のことを考え、大きな不安に駆られました。
子達の新学期の準備はどうしたらいいものか。住処のないまま、まもなく襲い掛かるはずの北国の酷寒をどうやって乗り越えられるものか。しかし、北国の人たちはその時、敬愛する金正恩元帥が被災地の住民のことでどれほど心を砕いているか夢にも考えられませんでした。
北部地区の被害の状況について聞いた金正恩元帥は被災民のことを心配して眠れぬ夜をすごしました。元帥は幹部たちに、あと何ヶ月もすれば冬になりますから、路頭生活をしているそこの住民を早く安定させなければなりません、総力を結集して1、2ヶ月の間に住宅を建てましょう、といいました。そして、被害復旧に必要なすべての対策を講じました。
こうして国中が北部の被害復旧に立ち上がりました。軍隊と人民の強い団結の力で北部地域では災いを転じて福と成す奇跡が生まれました。短期間に数多くの住宅が完成し、道路と鉄道が復旧されました。驚くべきその姿に被災地の住民は金正恩元帥の暖かい思いやりを胸熱く感じました。
2015年8月、ラソン市*1が洪水の被害に見舞われたとき、住宅をなくして路頭生活をしている被災民のことで眠れません、ラソン市の被害復旧は単なる自然災害の傷跡を癒すためのことでなく、わが人民の心のなかに大切にしまわれている労働党に対する信頼を守る聖なる闘いですと言った元帥でした。
金正恩元帥の崇高な人民愛によって、北部の被害復旧でも朝鮮の軍隊と人民は災いを転じて福と成す奇跡を生み、又もや世界の人々を驚嘆させました。
人民の運命と未来に全責任を持つ朝鮮労働党があるので、北部地区はいっそう素晴らしい生活環境がもたらされるでしょう。
