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「大した物ですね。かくも近代的な野菜科学研究所が朝鮮の指導者たちによって作られたとは驚きの限りですね」
つい最近、ピョンヤン郊外にあるピョンヤン野菜科学研究所を観て回ったオランダの人の話です。訪朝客、勤労者のみなが野菜科学研究所を観て驚きを隠しません。なぜでしょうか。
リ・ヨンウ所長のお話です。
「うちのピョンヤン野菜科学研究所は、尖端の研究および生産設備が揃ったハウスと広い面積の研究畑を持つ最新の野菜研究所です。偉大で目覚しい創造にはその先駆けと指導者がいるものです。今日の現実は、金正日総書記の発案と労苦、献身の貴い賜物です。総書記は2000年、研究所の行く道を明るく示してから10年余り、手を取って導いてこのような変革をもたらしました。敬愛する金正恩同志は、総書記の意に則り、研究所の発展に何時も深い関心を払っています」
敬愛する金正恩同志は、昨年3月、研究所を訪れた後、野菜の研究と生産に必要な20種余りのトマトや色々な野菜の種子を送り、研究所の拡張にも深い関心を払いました。そして、去る9月に又もや訪れて貴重な教えを与えました。
生物工学研究室のリ・ヨンソン主任のお話です。
「敬愛する金正恩同志は、私たちの研究室に来て研究について見聞きし、今はハイテク時代なので生物工学的な方法で野菜の研究を深め生産を伸ばさなければなりませんと教えました」
金正恩同志は、騒音が大きく各種肥料が混合される栄養液供給室、コンピューター・コントロール室、水耕ハウス、唐辛子となす、キャベツのハウスなども見て回り、朝鮮の風土に合い栄養価の高い優良品種を多く栽培して人民に供給すべきだと述べました。百数十万平方メートルの敷地に建設されたピョンヤン野菜科学研究所には、水耕ハウスや色々なハウスが海のように広がっており、生物工学研究室、組織培養実験室、接種室、培地調製室、洗浄室などが立派に揃っています。そして試作エリアと生産エリアには20種余りのトマトと円形、半円形のなす、大根、ピーマン、赤キャベツ、珍菜などが青々と育っています。
水耕ハウスのトマトエリアの作業班長ロ・スンヒさんときゅうりエリアの管理員キム・ヒャンミさんはこう話します。
「以前は夢にも考えられなかったことですね！畑を耕したり草取りをする必要もなく、栄養液で野菜を栽培するのですから花を育てることより楽です。面白くて面白くてたまりませんわ」
「今年、きゅうりの生産がぐんと伸びました。ヘクタール当り300トンを見積もっています。本当にやり甲斐がありますわ。責任感をもっと高めてきゅうりの生産を増やし、人民生活向上に尽くして行きます」
見れば見るほど壮大なピョンヤン野菜科学研究所の温室の海。四季折々色々な野菜が供給され、人民の喜びはこのハウスとともにもっとふくらむでしょう。
先軍時代のモニュメント、ピョンヤン野菜科学研究所は、偉大な金正日総書記と敬愛する金正恩同志の人民愛の話を末永く伝えるでしょう。
ピョンヤンに百数十ヘクタールの敷地を有する野菜の研究および生産施設があります。農業研究院の管轄するピョンヤン野菜科学研究所です。
各工程がコンピューターによって自動制御される近代的な水耕温室とビニールハウス、先端バイテク研究設備が完備した研究所では野菜栽培の科学化、集約化の水準を高めてヘクタール当たり数百トンの野菜を生産しています。
敬愛する最高指導者金正恩委員長の数回にわたる現地指導によって、名だたる野菜の研究および生産施設につくられました。チュチェ101（2012）年9月とチュチェ104（2015）年7月、研究所を訪れた金正恩委員長は本当に見事だ、温室の海を見るようだと言いました。
農業研究院ピョンヤン野菜科学研究所のリ・ミョンソン副所長のお話です。
「研究所が立派に変わりましたが、これは金正恩委員長の正しい指導を抜きにして考えられません。能力拡張工事の当初から必要な全ての条件を保障し、随時、建設の進み具合について把握して懸案を解決してやりました。金正恩委員長の細やかな導きがあって、研究所は一切の条件が揃った屈指のハウス野菜の研究および生産施設となりました」
風味があり栄養たっぷりの各種の野菜を季節にかかわりなく生産できるのがとても嬉しくて研究所を訪れ、また訪れた金正恩委員長の労苦と献身を朝鮮人民は忘れていません。
（今日の朝鮮）
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