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悠久な歴史と輝かしい文化を誇る朝鮮民族は、大事な文化財も多く作り出しました。その1つ1つが遠い将来にも変わることなく伝えられるよう、すべてを捧げている人たちがいます。
朝鮮民族遺産保存社のチェ・ミョンチョル社長のお話です。
「日進月歩の今の世界で自民族の歴史と伝統を守り、継承、発展させるのはとても重要なことです。とりわけ民族遺産の保護は祖先が残した精神的・物質的遺産をさらに発展させ、民族の歴史と伝統を守り、輝かせる重要な愛国事業です。私たちは祖先が残した大事な富を永久保存し、その宝庫をさらに豊かにし、発展させることに力を入れています」
保存社は国の貴重な文化財と自然遺産の発掘と保護に励んでいます。チュチェ103（2014）年に朝鮮民謡「アリラン」が朝鮮初の世界無形文化遺産に登録され、それ以来、伝統のスポーツの朝鮮相撲、キムチ漬けの風習などが世界無形文化遺産に登録されることにより、人類文化の宝庫は一層豊かになりました。
保存社では、世界的な名山であるクムガン山の自然風致と動植物を新しく定義付けました。また国中の歴史遺跡と天然記念物、名勝地の保護管理のための科学・技術上の問題の解決にも励んでいます。
民族の英知宿る歴史遺跡を在りし日の姿そのままに保存するため、梁などに描いた絵の材料の研究も完成して、遺跡の保存に利用しています。そして天然記念物に指定された植物の保存管理を科学的に行い、地下の遺跡の探査、材木の強度の測定、遺物の保護のための被膜剤の開発にも取り組んでいます。
国の貴重な富を増やすと言う誇りを持って、保存社の人たちは民族遺産の保存に知恵と情熱の限りを尽くしています。
チョ・イルギョン研究室主任のお話です。
「5000年の悠久な歴史と伝統を守り、輝かせるのは人々に民族のプライドを持たせる重要なことです。それで私たちは民族遺産をより多く発掘し、保護するために努めています」
（今日の朝鮮）
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