朝鮮宝石画「鳩の舞」

朝鮮宝石画「鳩の舞」は共和国の人民芸術家称号を受けたシン・ボンファさんが創作したものです。

宝石画はさまざまな色の天然の宝石の粉を基本の材料とする絵画形式で、1980年代後半、共和国で新しく作られました。朝鮮宝石画は美しく精巧なのが特徴で、人々にユニークな情緒を与えます。

天然の宝石の粉を顔料として利用するので、長い歳月がたっても色あせることなく、朝鮮画の鮮明で簡潔な画法と民族工芸の精巧で繊細な技法に基づいているので、民族的な特性が強く現れます。朝鮮宝石画は共和国の多くのアトリエセンターで作られており、外国にも広く知られています。

朝鮮宝石画「鳩の舞」はチュチェ78（1989）年、ピョンヤンで行われた第13回世界青年学生祭典の開幕と閉幕を飾りつけた「祭典の歌」の鳩の舞を描いたものです。作品は白い鳩を見せる軽快な身なりの女性の踊り手の姿を通して正義と平和と愛し、あらゆる社会悪に反対し、自主的な新しい世界をつくる朝鮮人民の強い志向と願いを象徴的に見せています。朝鮮画の技法と工芸的な精巧さで全般を統一させた独特な手法は作品を一層品位あるものにしています。

朝鮮宝石画「鳩の舞」はチュチェ92（2003）年、ポーランドで開かれた国際石材及び石材加工展示会で賞状とメダルを受賞しました。

2015年の記事
朝鮮画、偉人の下で生まれた朝鮮宝石画
 
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