呉英淑(オ・ヨンスク):「朝鮮の声」放送へようこそ。
シン・ヨンイル:「朝鮮の声」放送へようこそ。
呉英淑:平壌は先週までは穏やかな天気が続いていましたが数日前から大陸性高気圧が張り出して急に冷え込みましたが、皆さんの地方では如何ですか?
シン・ヨンイル:月曜日の朝は氷点下4度まで下がりましたからね。風も強く吹いて今まで黄色いままだったメインストリートのイチョウも、あっという間に散ってしまいましたね。いよいよ本格的な冬という事でしょうか。
呉英淑:さて、世界に流行るコロナウイルス伝染病と日増しに強まる敵対勢力の封じ込め等困難が折り重なる中でも、朝鮮人民は将来を楽観し自信に満ちて理想と夢を叶える社会主義強国目指して奮闘しています。
シン・ヨンイル:常に人民の為に献身的に尽くしている敬愛する金正恩総書記が、この人民の進軍を導いています。
呉英淑:金正恩総書記の革命活動のニュースを待っているとして総書記の偉大な人民愛について多くの事を知りたがる松丸健太郎さん、松丸さんをはじめ「朝鮮の声」放送の友人の皆さんに金正恩総書記の現地指導の際にあったお話をしましょう、『金塊を積み上げたようだ』*1。
シン・ヨンイル:チュチェ108年(2019)11月の或る日、金正恩総書記は或る水産事業所と魚加工事業所を訪れました。この日、冷凍貯蔵庫の中に一杯積まれている魚を喜びの中見ていた総書記は、自ら魚の冷凍ブロックを持ち上げてみました。冷凍貯蔵庫毎に天井まで積み上げられた魚を見た総書記は、「前にも私が魚の冷凍ブロックを見て『金塊を積み上げたようだ』と言ったが、いくら見てもそれ以上の適切な比喩は無さそうだ」と言いました。人民の為の滅私奉仕の道を歩み続ける金正恩総書記なので、人民に食べさせる魚を金に例えこのように大切に思ったのです。
呉英淑:只今まで、金正恩総書記の革命活動のニュースを待っているとして総書記の偉大な人民愛について多くの事を知りたがる松丸健太郎さんをはじめ友人の皆さんに、『金塊を積み上げたようだ』というテーマでお話しました。では今日はこの辺で失礼します。次のこの時間にまたお会いしましょう。
(「朝鮮の声」郵便箱)