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カン・ソンヒ（カン・ソニ）：「朝鮮の声」放送へようこそ。
シン・ヨンイル：「朝鮮の声」放送へようこそ。
カン・ソンヒ：2月に入って急に暖かくなったり、また急に寒くなったりととても気まぐれな今日この頃の平壌ですが、皆さんの地方では如何ですか？
シン・ヨンイル：そうですね。氷点下15度だと思ったのに、なんと10度以上になるといった有様ですからね。
カン・ソンヒ：さて、「生活のある所に歌があり、歌がある所に生活がある」と言われています。溢れる情熱と豊かな情緒、活気、明日への希望と楽観を与える音楽が好きな人は、最も貴い生活の生活の友を持っているといえるでしょう。
シン・ヨンイル： 朝鮮の声放送のリスナーの中には音楽が好きで、音楽放送に積極的に協力なさる方も多く居られます。 東京都の鈴木悠太さん、鈴木悠太もその中の一人ですね。
カン・ソンヒ：はい。鈴木悠太さんは新年お祝いのファックスに、こうお書きになりました。
「今年も『朝鮮の声』放送を聞ける事を嬉しく思います。先日は私のリクエストに応えて頂き『縮地法』の伝説について教えて下さり、ありがとうございました。歌の背景を知りながら聴いてみると、また味わいが変わり理解も深まりますね。今後も『お望み音楽』の時間や曲・音楽の放送に合わせて歌の解説をして下さるとありがたく思いますので、宜しくお願いします」
シン・ヨンイル：日本で人気の『将軍、縮地法を使う*1』、この曲をリクエストなさりながら「縮地法」について知りたいと言った鈴木悠太さんのファックスの内容はスタッフを喜ばしました。それは何故かといいますと、人気が上がる歌は深い意味があり情緒豊かで、聴けば聴くほど情熱を増してくれるからですね。
カン・ソンヒ：またこのような音楽の世界に身を浸っておられる鈴木悠太さんとの交わりは、音楽放送を一層豊かなものに飾っています。
シン・ヨンイル：鈴木悠太さんのファックスを拝見して、スタッフのこのような考えが正しかったという事が分かる気がしますね。
カン・ソンヒ：そういう事です。これからも鈴木悠太さんのご意見を参考にして、音楽放送と共に歌の解説もする事によってリスナーの皆さんの音楽鑑賞に役立つものにするだけでなく、雰囲気も更に盛り立てようと思っておりますので、どうぞよろしく。
シン・ヨンイル：鈴木悠太さんはまた、こうお書きになりました。
「2020年を振り返ってみますと新型コロナウイルスの影響で貴国と文通が出来なくなり、多くのリスナーも嘆き悲しんでいる事でしょう。日本からファックスを送信すると1枚だけでも郵便料金の3倍ほどかかってしまいますので、気軽に送る事が難しい状態です。さて、話が変わりますが日本では朝鮮のファンが多く、光明星節、太陽節、朝鮮労働党創立記念日等に合わせ朝鮮の文化・芸術・情勢について研究発表討論会やカラオケ大会が開かれています。今年もまた開催されるかを皆が気にしている事でしょう。新型コロナウイルスに負けず開催される事を願っています」
カン・ソンヒ：苦しい中でも放送との文通の為努めておられるリスナーの皆さんと、有意義な祝日と契機*2に際して多彩な連帯活動を行っておられる朝鮮ファンの皆さん、どうもありがとうございます。
シン・ヨンイル：最後に「今、日本で敬愛する金正恩総書記を称える歌への関心が高まるので沢山聴かせて欲しい」との、鈴木悠太さんのご要望にお応えする事を約束します。では今日はこれで失礼します。リスナーの皆さん、次のこの時間にまたお会いしましょう。
（「朝鮮の声」郵便箱）
