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カン・ソンヒ（カン・ソニ）：「朝鮮の声」放送へようこそ。
シン・ヨンイル：「朝鮮の声」放送へようこそ。
カン・ソンヒ：今年の冬は暖冬とでも言えるでしょうか。平年よりも気温が2～3度ぐらい高い毎日が続いていますが、皆さんの地方では如何お過ごしですか？
シン・ヨンイル：はい、地球温暖化の影響が酷いという事でしょうね。
カン・ソンヒ：さてこの頃も、多くのリスナーの皆さんから受信報告が添えられたお手紙が届いていますが。
シン・ヨンイル：はい。広島県のみやけひでみつさん、みやけひでみつさんは次のような内容のお手紙をお送りになりました。
「『朝鮮の声』日本語放送部の皆さん、明けましておめでとうございます。2020年も宜しくお願いします」
カン・ソンヒ：大阪府のやまもりけんじさん、やまもりけんじさんもお手紙に、「明けましておめでとうございます。今年も素晴らしい放送をお願いします。スタッフの皆さんの健康をお祈りします」とお書きになりました。
シン・ヨンイル：やまもりさんはまたお手紙に、日本の若年層や女性の拙い就職状況や暮らし向き等についてお報せになり、放送で一番人気の番組は論評のダイジェストだとお書きになりました。
カン・ソンヒ：兵庫県のはらだりょうすけさん、はらだりょうすけさんは正月の16時から9650kHzで放送をお聴きになり、受信報告書をお寄せになりました。
シン・ヨンイル：はらだりょうすけさんはまたお手紙に、こうお書きになりました。
「何か放送の雰囲気がかなり柔らかくなったような気がします。日朝間には沢山解決しないといけないものがあります。一つずつでも解決される事を願っています」
カン・ソンヒ：今年、朝鮮人民はあらゆる難関を正面突破戦で切り抜けて行く為の課題を前にしています。進むべき道、達成すべき目標がはっきりとしている人は常に押しが効くものです。人民が切に求めており、時代の差し迫った要求で成功を期待出来る勢力が確実に用意されているので、朝鮮人民の正面突破戦の勝利は確かです。
シン・ヨンイル：朝日関係の改善に進展が見られる事を願うはらだりょうすけさんのお手紙は、真の平和と正義・友好を望むリスナーの皆さん、日本人民の一致した意思を代弁したものだと思います。
カン・ソンヒ：リスナーの皆さん、今年も朝日両国の関係改善の為友好の情を深めて参りましょう。
シン・ヨンイル：長崎県のふるかわはやとさん、ふるかわはやとさんは年賀と共に、今年初の受信報告が添えられたお手紙をお送りになりました。
カン・ソンヒ：千葉県のすどうみきおさん、すどうみきおさんは、正月の夜から7580kHzでお聴きになった「朝鮮の声」の受信報告が添えられたお手紙に、こうお書きになりました。
「本年も宜しくお願いします。貴国では西暦の正月よりも旧暦の方が盛大だと思いますが、今年はいつからいつまででしょうか？ 今年、対米戦略はどう変わって行くのですか？」
シン・ヨンイル：朝鮮人民は正月を楽しみますが、民間伝承の旧正月も盛大に迎えています。今年の旧正月は1月25日でした。
カン・ソンヒ：旧正月は古朝鮮をはじめ古代国家時代からありましたが、その後コグリョ（高句麗）、コリョ（高麗）、朝鮮封建王朝の時代に引き継がれ、民間伝承の風習として大規模で迎えられました。
シン・ヨンイル：国レベルで1896年から陽暦が使われましたが、人々は正月より旧正月を主な祝日として楽しみました。
カン・ソンヒ：伝統的な祭りとしては元旦、亡くなった祖先に法事をするチャレ*1、家族と村・親族のお年寄りや恩師に捧げるセベ*2といって年始の挨拶があります。
シン・ヨンイル：また、トック*3、チャルトク*4、ソルギトク*5、チョルピョン*6等の餅類と色々なチヂム*7や菓子類、スジョングァ*8、シクヘ*9、肉焼き、果物、酒等の料理をもてなしたり、日本での双六に似たユッ遊び*10や将棋、凧揚げ、橇乗り、独楽回し、チェギ蹴り*11、風車遊び等の伝統の遊びで旧正月を楽しみます。
カン・ソンヒ：旧正月は朝鮮人民が一番楽しむ祝日の一つとして年を越えて継承されました。
シン・ヨンイル：偉大な金日成主席は抗日武装闘争の厳しい時や国の解放後も、歴史の古い伝統の祝日を十分楽しむよう色々と措置を執り、偉大な金正日総書記は「朝鮮人民は昔から旧正月を楽しむのを伝統としている」とし、旧正月を盛大に祝うよう取り計らいました。
カン・ソンヒ：今、朝鮮人民は革命的楽観と喜びに満ちて旧正月を有意義に迎えています。すどうみきおさんが質問なさった今年の対米戦略がどう変わっていくのかについては、次の時間にお答えしようと思っております。
シン・ヨンイル：元旦、「朝鮮の声」放送をお聴きになってお手紙を下さったリスナーの皆さんに、改めてお礼を申し上げます。リスナーの皆さんのご厚意を忘れず立派な番組作りに一層励むでしょう。
カン・ソンヒ：では今日はこの辺で。リスナーの皆さん、次のこの時間にまたお会いしましょう。
（「朝鮮の声」郵便箱）
※カン・ソンヒさんの声に張りが無い。
