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カン・ソンヒ：「朝鮮の声」放送へようこそ。
シン・ヨンイル：「朝鮮の声」放送へようこそ。
カン・ソンヒ：この頃多くのリスナーの皆さんが、「朝鮮の声豆知識コンクール」に応募しようといつにも増して放送を熱心にお聴きになっていると思われますが、今日はその答えのヒントとなる内容をお送りしましょう。
シン・ヨンイル：はい。コンクールの第2問は、近年建てられた科学者の為の建築の中から代表的な物を2つ以上挙げそこに纏わるお話を書く事ですが、これについての記事をお送りしますのでじっくりお聴きになって下さい。
シン・ヨンイル：平壌のスク島*1に最新科学技術普及の場である科学技術殿堂があります。殿堂は科学の世界を象徴する巨大な原子構造の形で造られました。
カン・ソンヒ：科学者・技術者だけでなく誰もが学べるよう造られた科学技術殿堂は、共和国を近い将来に世界的な科学技術の強国・人材強国につくろうとの敬愛する最高指導者金正恩委員長の大構想によって建てられました。
シン・ヨンイル：チュチェ103年（2014）6月、スク島を訪れた金正恩委員長は「此処を科学技術殿堂が居を構えた科学の島に変えよう」と言い、スク島の開発に必要な対策を綿密に立てました。
カン・ソンヒ：チュチェ104年（2015）2月、寒風吹き荒ぶ中にも建設現場を訪れた金正恩委員長は、「科学技術殿堂を朝鮮労働党の科学技術重視の思想が集大成され建築美学と実用の面で非の打ち所が無い世界的な建築、人民皆が訪ねて来て思う存分科学技術を習得する愛しい我が家に立派に建てるべきだ」として、工事の詳しい方向付けをし懸案を全て解決してやりました。
シン・ヨンイル：誰もが知識の塔を築く事の出来る壮大華麗な科学技術殿堂を人民に与える為捧げた金正恩委員長の労苦は、殿堂の隅々に宿っています。科学技術殿堂と共に社会主義朝鮮の何処も嘗て無い科学技術の熱風、学びの熱気で沸き返っています。
カン・ソンヒ：朝鮮労働党の科学重視・人材重視の思想によって社会主義朝鮮にはミレ科学者通り*2、リョミョン通り*3、ウンハ科学者通り*4、ウィソン科学者住宅地区*5等、素晴らしい町が建ち上がりました。
シン・ヨンイル：これら全ての町には、科学者・教育者を国の宝として何も惜しまない金正恩委員長の熱い思いが秘められています。
カン・ソンヒ：ミレ科学者通りだけを見ましても、至る所に金正恩委員長の指導の足跡が記されています。金正恩委員長はキムチェク工業総合大学の教育者住宅*6があるテドン川*7の護岸道路を主軸として、住宅とサービス施設を最高のレベルで立派に建設するという丸一つの町造りの課題を示し、新築される町の名前をミレ科学者通りと命名しました。
シン・ヨンイル：そして力がある建設チームを現地に派遣し、工事の課題と方途を具体的に示し懸案を全て解決してやりました。金正恩委員長は現地に出向いて「ミレ科学者通りを朝鮮労働党の科学重視・人材重視の政策を力強く示す町に造るべきだ」とし、「建設者達が最上の文明・最上の速度を創造するという立場に立ってミレ科学者通りを後世に末永く残る町に完工すべきで、全ての建築を特色と固有の姿を生かしながらも科学者通りを象徴出来るようユニークに建てるべきだ」と言いました。
カン・ソンヒ：金正恩委員長はミレ科学者通りを建設する時、「生活に必要な家具備品も最上の水準で製作して設置し、理髪店、美容院、洗濯所、浴場はもちろん、服の修繕や履物の修理等の出来る便益施設、薬局、食堂、商店、図書館等医療施設とサービス施設、文化施設もバランスよく整えるべきだ」と詳しく教えました。因みにミレ科学者通りのミレというのは未来という意味です。
シン・ヨンイル：風光明媚なヨンプン湖*8の湖畔に一服の絵のように建てられたヨンプン科学者休養所*9も科学者専用のものです。休養所には宿舎と多用途のグラウンド、屋外と屋内の遊泳場、ビデオルーム、釣り場等、休養生活に必要な条件が全て揃っています。
カン・ソンヒ：労働党の科学重視の思想がそのまま地盤となり科学者・技術者に対する母なる党の愛情と信頼が礎となって生まれた誇らしい創造物は、絶え間無く飛躍し繁栄する社会主義朝鮮の明るい未来を確信させています。
シン・ヨンイル：はい、『科学重視の思想が生んだもの』、こう題して豆知識コンクールの解答のヒントとなる記事をお送りしました。では皆さん、次のこの時間にまたお会いしましょう*10。
（「朝鮮の声」郵便箱）
