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呉英淑（オ・ヨンスク）：「朝鮮の声」放送へようこそ。
シン・ヨンイル：「朝鮮の声」放送へようこそ。
呉英淑：平壌は深まる秋を感じさせるこの頃ですが、皆さんの地方では如何ですか？
シン・ヨンイル：そうですね。この一週間も穏やかな天気でしたが、気温は平年並み或いは平年以上ですが寒いと感じる時がありますね。
呉英淑：さて秋にさしかかり、日本の皆さんから多情多感な情緒溢れるお便りが沢山届いて、スタッフを喜ばせています。
シン・ヨンイル：まず東京都のおのたかおさん、おのたかおさんから10月24日付の受信報告が添えられたお便りが届きましたので、読んでみましょう。
「秋らしく朝晩は寒くなって来ました。モミジが楽しみではあります。家庭菜園では白菜、大根が大きくなり始めました。収穫が楽しみです」
呉英淑：モミジが楽しみだというおのさんの情緒がスタッフを喜ばせています。野原には五穀が実り山裾の果樹園では芳しい香りが漂う秋。緑の野原が赤と黄色のモミジで美しく飾られるこの秋、誰もが嬉しい気分で迎えていますね。
シン・ヨンイル：美しいモミジの秋を満喫するおのたかおさんのような方々が、「朝鮮の声」放送のリスナーの間には大勢います。自然の情緒だけでなく人々の心を浮き浮きさせ、美しい未来への希望を抱かせる音楽とニュース等に力づけられて活気のある生活を築いて行くリスナーの皆さん、皆さんは「朝鮮の声」放送に喜びを見出し生き甲斐を感じていますね。
呉英淑：今、朝鮮の各農場では白菜と大根の収穫が殆ど終わりかけています。云わばキムジャン、キムチ漬けのシーズンというわけですね。全ての家庭では冬越しのキムチ漬けで大童です。
シン・ヨンイル：キムチは朝鮮人の日常的な食品の一つです。冬の間はこのキムチが主な食品となっています。キムチの生産が工業化され平壌の各所にもキムチの生産工場が沢山ありますが、やはり朝鮮固有の食品という事で家庭でも手作りのキムチを漬けています。
呉英淑：朝鮮でのキムチ漬けのシーズンには何処も彼処も活気付き、見る人々の目を楽しませる光景を見る事が出来ます。各家庭では白菜と大根と共に調味料としてニンニクとネギ、ショウガ、〓〓とイカナゴ、カタクチイワシ等の塩辛、スケソウダラ、カレイ、タラといった生の魚も用意します。キムチを漬ける日には家中、村中が総出で塩漬けした白菜を洗い、大根の千切りを、キムチの薬味を作ります。そしてその薬味を白菜の〓〓〓に入れ、薬味を入れた白菜をきちんと甕等に入れて、土に埋めたり冷たい所に保管したりしますが、本当に〓〓〓です。
シン・ヨンイル：その時に丹精して漬けたさっぱりした美味しいキムチは家庭の自慢、村の自慢、また職場でも自慢の種です。朝鮮でのキムチ漬けはこのように朝鮮人民の多情多感な情緒の表れといえます。
呉英淑：新潟県のえむらまもるさん、えむらまもるさんからは10月22日付の受信報告と共に、「冬が近づいている今、スタッフの皆さんが風邪等召しませんように体に気をつけてお過ごし下さい」という内容のお便りが届き、長崎県のうらかみ（むらかみ？）ただしさん、うらかみただしさんからも、10月13日付の詳しい受信報告が届きました。
シン・ヨンイル：そして山口県のいざおとみおさん、いざおとみおさんから9月16日と22日付の詳しい受信報告と受信状態が届きました。また偉大な金正日総書記の著書を頂いた内容のお知らせがありました。
呉英淑：この度「朝鮮の声」放送のニューフェースからお便りが届きましたが、スタッフの皆がとても喜んでいます。岡山県のふじもとゆうたさんです。ふじもとさんはお便りにこう書いておられます。
「朝鮮中央放送委員会日本語の皆さん、こんにちは。初めてお便りを出します。〓〓〓〓〓と、偉大なる金正恩将軍様のご活躍を見ない日はありません。偉大なる将軍様のこれからの益々のご活躍をお祈り申し上げます」
シン・ヨンイル：初めてのお便りではありますが、ふじもとさんが敬愛する最高指導者金正恩委員長の革命活動のニュースを毎日視聴なさっている方である事が分かりますね。初めてのお便りでスタッフとは初対面ですが、前々から「朝鮮の声」放送に関心を持って毎日視聴なさったという事は、スタッフを大いに喜ばしています。
呉英淑：ふじもとさん、心から歓迎致します。今後とも「朝鮮の声」放送と文通を通じて、「朝鮮の声」放送の親しい道連れ、朝鮮人民の親しい友になって欲しいですね。
シン・ヨンイル：ではリスナーの皆さん、次のこの時間にまたお会いしましょう。
