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オリンピックの金メダルは、選手みなの夢で、国と民族の誇りです。朝鮮はこれまでオリンピックの射撃、ボクシング、レスリング、重量挙げ、柔道、器械体操などの種目で好成績をとりました。
チュチェ101（2012）年のロンドン大会で、オム・ユンチョル選手は男子重量挙げ56キロ級で優勝し、重量挙げ界に波紋を投じました。
専門家の予想を覆して、ジャークで自分の体重の3倍もある168キログラムを持ち上げて、オリンピックの新記録をマークし、スナッチ125キログラム、トータル293キログラムの記録で一位になりました。当時、各国の新聞、通信、放送はオム選手の優勝について、「世界をあっといわせた朝鮮の重量挙げの『ダーク・ホース』」、「男子重量挙げ56キロ級で史上奇跡とも言える場面」などと大きく取り上げました。
オム選手は2013年、2014年、2015年、2018年、2019年に世界選手権を獲得し、2013年アジア重量挙げ選手権大会、2013年ユース・シニア・アジアカップ及びクラブ重量挙げ選手権大会、第17回、第18回アジア競技大会、第29回夏季ユニバーシアードを始め多くの国際競技で優勝しました。複数の大会で、ジャークとトータルの世界記録を塗り替え、リオデジャネイロ大会で銀メダルを獲得しました。
オム・ユンチョル選手は、2012年に朝鮮民主主義人民共和国労働英雄の称号を、2013年に人民スポーツマンの称号を、2014年に金正日賞を受賞しています。
（今日の朝鮮）
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