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オリンピックの金メダルは、選手みなの夢で、国と民族の誇りです。朝鮮はこれまでオリンピックの射撃、ボクシング、レスリング、重量挙げ、柔道、器械体操などの種目で好成績をとりました。
世界のスポーツ界は現代ボクシングのモデルと言われた朝鮮のク・ヨンジョ選手に次いで、もう1人のボクシングの強豪を見ました。チュチェ81（1992）年の第25回オリンピック大会ボクシング51キロ級で、チェ・チョルス選手が金に輝きました。
チェ選手は、予選と準々決勝でエジプト、イギリス、オーストラリアの選手を下し、準決勝では世界チャンピオンのハンガリー選手を下して当時としては、オリンピック大会ボクシングの体重別決勝進出を果たした唯一のアジア選手となりました。決勝戦でチェ選手は、巧みなテクニックをこなして世界強豪のキューバ選手を12：2で下し、優勝しました。
その他、チェ選手は第1回東アジア競技大会で金メダルを、第6回世界ボクシング選手権大会と第16回アジア・ボクシング選手権大会で銀メダルと銅メダルを獲得しています。プロボクサーになった後は、PABA、パンアジア・ボクシング協会のフェザー級タイトルを獲得しました。
チェ・チョルス選手はチュチェ81（1992）年、人民スポーツマンの称号を受けました。
（今日の朝鮮）
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