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誰もが喜びに満ちて
楽しく朝を迎える
夢が叶えられ
明日も楽しく迎える
明るい世の中 元帥の許
人民の希望と幸あふれるわが祖国
伝統の祭日、旧正月を楽しむ朝鮮人民。ピョンヤンはもとより、北国のリャンガン道*1サムジヨン郡*2、朝鮮西海の離れ島にいたるまで国中が喜びに包まれています。ピョンヤン市*3モランボン区域*4のフンブという町*5の第27居住人民班*6の4階の2号室も賑やかです。
マンスデの丘の偉大な金日成大元帥と金正日大元帥の銅像を訪れて旧正月の挨拶をし、大学時代の恩師のところにも年始回りに行ってきたといって親類の皆さんが集まってきます。
「おじいさん、おばあさん、新年おめでとうございます」
「おめでとう」
「新年も勉強に励み、また、良いこともたくさんして元帥様に喜んでいただくのよ」
孫たちの挨拶におじいさんのキム・ジョングァンさんも、おばあさんのキム・ウンスクさんも喜びを禁じえずにいます。なんといっても子供たちが指折り数えて待っているのがこのお正月のようです。
おじいさんの軍服でぴかぴかと光る英雄メダルを撫でてみたり、アルバムをめくったりと少しもじっとしてはいられないようです。子供たちはアコーディオンに合わせて歌も歌い、楽しそうに踊りも踊っています。5歳の孫娘さんが一番うれしい顔をしています。
「私は正月が一番好き、毎日、毎日が正月だったらどんなにいいかしら」
片方ではユッ遊び*7、これは日本のすごろくに似ている昔から朝鮮に伝わる伝統の遊びですが、このユッ遊びと将棋なしに正月とはいえないといって熱戦を展開しています。
キムさんは昨年、敬愛する金正恩元帥の意にのっとり、祖国解放戦争勝利記念館とムンス遊泳場、マシク峰スキー場など大プロジェクトの建設に参加したといい、こう続けています。
「今年も建設が盛んに行われるはずです。もう定年になって一ヶ月前に軍職から除隊、ということになりましたが、まだまだ力がありますね。引き続き、建設現場に行って最高司令官の意にのっとり、知恵と力を出して働くつもりです」
旧正月の喜び、楽しみはこのように新年も国の繁栄のためにもっとがんばろうという意欲へとつながります。人々の笑い声はいたるところの劇場とレストランなどにも溢れています。伝統料理のサービスで名が知られたピョンヤンのポトン川*8のほとりのレストラン・チョンリュ館*9でも旧正月を楽しむ人々の楽しい笑い声が聞こえてきます。
レストランの課長キム・ギョンスクさんのお話です。
「ごらんのようにチョンリュ館ではおせち料理のトック*10、お餅のスープみたいなものですね、そしてピョンヤン冷麺、緑豆のチヂミ*11、チョンゴルという肉と野菜の寄せ鍋、シンソン炉など伝統料理を出しています。レストランの人みなが万端の用意の下、旧正月のサービスを始めたわけです。どうでしょう、お客さんたちがとても喜んでいるでしょう。市民の文化生活に私たちも寄与しているという誇りでいっぱいになりますね」
ピョンヤン市ラクラン区域*12に住んでいるというモ・ウンソンさんはこう話しています。
「お姉さん、おじさんたちも来ましたし、甥と姪、その夫までが同伴で、このチョンリュ館で伝統料理に舌鼓を打っていますから、旧正月って、本当にいいですね」
旧正月を楽しむ朝鮮人民、それは金正恩元帥がいて今年、人民の生活を始めすべてがもっと良くなるという希望と楽観です。
この地ではすべての夢が現実のものとなるという希望、繁栄の希望を抱いて朝鮮人民は旧正月を楽しく過ごしているのです。
