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かつて日本帝国主義者は朝鮮を植民地にするため、不法な詐欺文書を多く作り上げました。その中には今から115年前の「韓日議定書」もあります。
当時、日帝が「韓日議定書」を締結しようとした目的は、日露戦争に先立って朝鮮に対する軍事的占領を合法化し、朝鮮を従属的な「同盟」関係に縛り付けて、朝鮮に対する内政干渉権を奪うためでした。
1904年2月8日、日露戦争を起こした日帝は朝鮮に引き入れた膨大な侵略武力を笠に着て反日勢力を抑え、手先を押し立てて2月23日、「韓日議定書」を作り上げました。「韓日議定書」には「大韓帝国政府は大日本帝国政府を確信し、施政の改善に関する忠告を受け入れる」と規定されています。
これには、朝鮮が日帝の指示と命令を受け入れない場合、「条約」違反とし、強権を振るって朝鮮を完全に占領しようとの企みが潜んでいます。また、日帝は「韓日議定書」で内乱または第3国によって朝鮮が「脅威」を受ける場合、日本は即時、軍事行動を開始し、朝鮮は日本軍を支援して領土を貸してやると規定しました。これは朝鮮を日本の主権に従属させるということを意味します。
社会科学院歴史研究所の研究者キム・チョルチュンさんのお話です。
「『韓日議定書』は『永遠の友好』、『東洋の平和』、朝鮮の『独立と領土の保存』などの見かけのよい言葉で作られているが、本質においては朝鮮を侵略戦争の場とし、戦争の重い負担を朝鮮人民に押し付けて、朝鮮を完全な植民地にするための条件作りを目論んだ不平等で侵略的な条約でした」
このように日帝は「韓日議定書」を作り上げて朝鮮を植民地にするための法的条件を整えました。その後、「韓日議定書」に基づいて多くの「条約」を捏造して朝鮮を完全な植民地にし、よって朝鮮人民は数十年間、計り知れない不幸と苦痛を強いられました。日本が過去の犯罪について謝罪し、賠償するのは国際社会に負っている法的かつ道徳的義務です。
にもかかわらず、今、日本の反動勢力は罪な歴史をかたくなに否定し、厚顔無恥に振舞っています。朝鮮に対する侵略と植民地支配が「朝鮮人が望んだもの」、「朝鮮でよいことをたくさんした」などと言う妄言を吐いています。
むしろ日本の反動勢力は日本の敗北は「力が弱かったためだ」とし、海外侵略のための軍事大国化にいっそう拍車をかけています。卑劣きわまりない日本の行為は朝鮮人民だけでなく、国際社会の大きな怒りを買っています。
日本の反動勢力がいくら小細工を弄しても罪な歴史は隠すことができず、罪悪は必ず計算されるでしょう。
（時事評論）
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