カンウォン道*1の道都ウォンサン市*2に朝鮮の皮靴工場のモデルとも言える工場があります。ウォンサン革靴工場です。
工場の責任者、支配人のチャン・スンホさんはこう語ります。
「工場はどんな形の良質の革靴も量産できる現代的な生産工程が完備しています。こうした土台を踏まえ、工場では年頭から生産に励んできました。それでこの4月末まで年間の生産計画を繰り上げて達成し、前年同期に比べ産量もはるかに増えました」
今年、工場では敬愛する金正恩元帥の新年の辞にのっとり、世界と渡り合えるブランド商品の開発に主眼を置いて奮闘しました。その間、新製品の開発で多くの成果を挙げました。
数十種のデザインの3D設計を短期間に終え、底裏の設計も抜本的に改善しました。めいめいの足の形に合う靴が買えるよう足型測定装置を新しく製作して注文サービスシステムをハイレベルで完備しました。
また、省力化を図りながら裁断実収率を高めるようレーザーカッターを新設するなど設備と資材の国産化もハイレベルで実現しました。デザイン発表会や品評会も頻繁に行なって品質を更に高めました。
ウォンサン皮靴工場の従業員は多種化、多様化、多色化、軽量化がハイレベルで実現した製品を量産して人民の生活向上に役立たせる一念に燃えています。