新技術の導入に励んでいる
共和国各地の工場・企業で製品の開発とクオリティーアップの為の新技術の導入に励んでいます。
リュギョン生活用品工場主任技師チ・ナムチョルさん。
「寸秒を争う今の製品開発、クオリティーアップの競争は、ある面から見ると、新技術導入の競争だと言えます。工場では従業員の新技術のアイデアを1つ1つ検討し、その実現に関心を払って来ました」
リュギョン生活用品工場は然程大きくない工場ですが技術の面で多くの成果を収めています。先日マスク生産の新工程が構築されましたが、自動包装機と縫合機等の新設備は工場の従業員が自力で制作したものです。マスクの自動包装機の設計・設備の製作・プログラミングは僅か2ヶ月で完了しました。これ等の設備は従業員に自分の創造物へのプライドを持たせ創意性を更に高めています。
生産性と質を高める為の科学技術上の懸案を解決する為、各工場・企業で技術者に限らず熟練工の役割も高めています。
ポトンガン有機質複合肥料工場では今年、肥料の産量を増やしその質を高める為技術者と熟練工から成る技術革新グループを組み、その役割を高めました。それで選別機とミキサーを改造し前年同期に比べ肥料の産量を大幅に増やしました。今工場では現存の設備で産量を更に増やしています。
各工場では技術陣容を固めると共に従業員を技術革新に積極的に参加させ、品数を増やしています。
ピョンヤン運動器具工場では従業員のアイデア展示会を催し、評価の高い製品を生産に導入しています。その過程に柔道選手のトレーニング用の器具をはじめ各種運動器具が開発されました。これ等の製品は選手の意見を聞いて更新されます。
自らの強い技術陣容と共に従業員の英知が、各工場・企業の生産と技術の進歩で大役を果たしています。
（今日の朝鮮）
2020.08.11 サイト動画の聞き書き、字幕抜き書き
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