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*感服した代表団団長 [#rb310cfa]
偉大な金日成主席は、政治と軍事、経済と文化、学門の全ての分野に渡る知識と広い見識を持っていました。

チュチェ82（1993）年10月のことです。''ギニア金日成農業科学研究所代表団''に会った主席は、団長の研究所所長とギニアの農作の状況について話しました。主席は団長にいろいろな質問をしました。

1番目の質問は、ギニアの食糧の年間輸入量でした。年間40万トンとの答えに、主席は、それほどの食糧を金で計算するなら、米1トン当たり250ドルだから、1億ドルがかかる、食糧を輸入せず、自国でまかなうなら、1億ドルをただで得ることになる、と言いました。

2番目の質問は、ギニアの耕地面積と人口でした。団長は、耕地面積は50万ヘクタールであり、人口は650万人です、と答えました。主席は同席した人たちに、1人当たり穀物の消費量が1年に300キログラムだとするなら、この国にどれほどの穀物が必要なのか、と聞きました。その人たちが計算して出した答えを聞いた主席は、しばらく考え込んで、違う、195万トンだ、と言いました。

そして、ギニアには1年に200万トンの穀物が必要だ、耕地面積が50万ヘクタールだと言うが、潅漑面積を増やし、二毛作で1ヘクタール当たり10トンの穀物を生産するなら500万トンになる、それぐらいの食糧なら、貴国は金持ちになれる、と親指を示しました。

主席は、布地の生産のことに話題を移しました。1人当たり布地の消費量が1年に6メートルだとするなら、650万の人口の年間消費量は4000万メートルだと言って、主席が3番目に聞いたのは、1メートルの布地を織るのに必要な綿花の数量でした。

同席した人たちは、すぐ答えられませんでした。主席は、1メートルの布地を織るのに200グラムの綿花が要る、綿花を二毛作するなら、5万ヘクタールの耕地で6万トンの綿花を生産できる、と言いました。

そして、6万トンの綿花で布地をどれほど織れるかまたもや聞きました。4番目の質問でした。その場の人たちは各々答えを出しました。主席は、みな違う、6万トンの綿花で3億メートルの布地を織ることができる、と言いました。代表団団長は、主席は80歳の高齢なのに、神秘なまでに暗算力抜群です、と驚きました。

主席は、神秘なものではない、生涯、人民の食べ物や衣類のために腐心したが、今は習慣になった、人民の忠僕になるためには、計算にも明るくなければならない、と言いました。

人民のために全てを尽くした主席についての数多くのエピソードは、人々を感服させました。

今も、世界の人々は主席を世紀の偉人として高く称えています。

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RIGHT:'''2017年の記事'''
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