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呉英淑（オ・ヨンスク）：「朝鮮の声」放送へようこそ。
シン・ヨンイル：「朝鮮の声」放送へようこそ。
呉英淑：今日のこの時間も前回に次いで「豆知識コンクール」の解答のヒントとなる記事をお送りしますので、注意深くお聞きください。
シン・ヨンイル：今日は朝鮮民主主義人民共和国の国歌である、「愛国歌」について説明させて頂きましょう。この歌はチュチェ36年（1947）に創作されました。朴世永（パク・セヨン）さんが歌詞を書き、人民芸術家の称号を受けた金元均（キム・ウォンギュン）さんが曲を付けました。
呉英淑：では歌詞をお読みしましょう、1番。
朝は輝け大地 黄金の恵み溢れ 三千里麗し祖国
五千年の歴史と煌めく文化育てし 人民のこの栄光を全て捧げ この地、永久に守らん
シン・ヨンイル：2番です。
白頭の精気告げる勤労の聖なる気性 信じて固めし心、世界に先駆けん
力、怒涛と湧きて人民の建てし国ぞ 富溢れるこの地、永久に栄えよ
力、怒涛と湧きて人民の建てし国ぞ 富溢れるこの地、永久に栄えよ
呉英淑：「愛国歌」は国の解放後、新しい国づくりが力強く推進されていた歴史的な時期に作られました。国が解放されて1年もならない間に朝鮮人民の生活では、天地開闢以来の変革が起きました。土地改革の法令と労働法令、男女平等権の法令をはじめ諸般の民主改革の法令が相次いで公布され、国の主人、自分の運命の主人として生まれ変わった勤労人民は、新しい国づくりに挙って立ち上がりました。
シン・ヨンイル：偉大な金日成主席は朝鮮人民の高揚した愛国の熱意を推し量り、朝鮮民主主義人民共和国を創建する為の準備を重要課題として国歌の創作を発案し、これに広範な大衆が参加するようにしました。
呉英淑：はい、それで国歌の創作は、愛国心に燃える人誰もが参加する人民挙げての事業に、新しい国づくりの原動力である民族大団結を成し遂げる事業に転換されました。
シン・ヨンイル：全人民の熱い情熱と愛国的熱意によって、僅か数ヶ月の間に千篇近くの国歌の代表作が創作され、その中で人民の絶大な支持を受けたのが今の「愛国歌」でした。
呉英淑：皆が愛唱する「愛国歌」が偉大な志と導きによって生まれたものである事を、人々は数年経って初めて知りました。
シン・ヨンイル：愛国歌の歌詞を手がけた作家の朴世永さんは後年、自分の手記に「民族史に末永く残る『愛国歌』の創作は、偉大な金日成主席の正しい指導あってこそのものだ」と書きました。
呉英淑：主席は新しい国づくりで多忙な中にも創作者達に会って我が国の美しさについて話し、五千年の歴史と輝かしい文化を持つ朝鮮民族の誇りと自負を持たせ、侵略者に反対して戦った朝鮮民族と抗日遊撃隊員の戦いの歴史を胸深く刻み付けました。
シン・ヨンイル：主席の教えの創作者達はインスピレーションが沸き、それはそのまま「愛国歌」のテーマとなり歌詞となりました。
呉英淑：今、朝鮮人民は「愛国歌」を高らかに歌い国の至る所で奇跡のような成果を達成し、スポーツ選手は金メダルで国の栄誉を世界に轟かせています。
シン・ヨンイル：朝鮮民主主義人民共和国の国歌「愛国歌」は、偉大な金日成民族・金正日朝鮮の尊厳ある国家として子孫代々、永遠に鳴り響くでしょう。
呉英淑：はい、「豆知識コンクール」の解答のヒントとなる記事をお送りする今日のこのコーナー、朝鮮民主主義人民共和国の国歌「愛国歌」についてお話ししました。リスナーの皆さん、次のこの時間にまたお会いしましょう。
（「朝鮮の声」郵便箱）
※相変わらず呉英淑さんの録音レベルが低く、シン・ヨンイルさんの声とのバランスが悪い。
