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ピョンヤン機関区のリャン・ドンヒョクさんは陰日なたなく真面目に働いて認められています。ピョンヤン機関区のキム・ジンホさんの話です。
「617号機関車の主任機関士であるリャン・ドンヒョクさんは並々ならぬ働き者です。緊急の輸送課題を進んで受け持ち、どんなことがあっても遂行するのです。617号ならどんな輸送課題でも問題ありません。言葉より実践でもって国の繁栄に寄与するリャンさんこそ愛国者だと思います」
リャンさんは20年近く機関助士、機関士、主任機関士を勤めながら15万キロメートルを無事運行しました。中学校を卒業して機関助士になったリャンさんは早く機関車に精通しようと思い、昼夜努力を傾けました。勢いよく響く汽笛の音を聞くたびに疲れはいつの間にか吹っ飛んでしまい、誇りと喜びが湧いてきました。
25歳になってリャンさんは602号の機関士になりました。功労機関士の称号を受けた主任機関士の助けでよりたくさんの貨物を運ぶ運転法を会得しました。また、線路の状態を完全に把握し、区間別の運転法も探し出しました。そして、自ら機関車に必要な48種の50余りの工具と1000余りの予備部品も用意しておきました。
4年前からは617号の主任機関士となりました。リャンさんは作業班の人たちと力と知恵をあわせ、故障した機関車を修理して機関区でも指折りのものに作りました。そして運転中でも大小の部品と設備、連結部の検査を綿密に行って機関車の修理整備時間を著しく縮め、実動率を上げました。
その甲斐あって617号の輸送実績は毎年5パーセント増を記しました。冬となく夏となく、年中より多くの貨物を運ぶ一念に燃えているリャン・ドンヒョクさん、青年英雄道路の建設とピョンアン南道*1、ピョンアン北道*2、カンウォン道*3の耕地整理、ヒチョン発電所*4とチャンジョン通り*5の建設にも参加して勲章とメダルを授かりました。
リャンさんは運行の途中にも色々な良いことをして輸送に寄与しています。今年も停車中に車両の入れ替えや小運転を数十回も行い、毎度の運行中に60〜100トンの貨物を余計に運びました。
国の繁栄と人民の幸福のために尽くしたリャン・ドンヒョクさんに、偉大な金日成主席の生誕100周年に際して朝鮮の青年の最高の栄誉賞である金日成青年栄誉賞が受けられました。
リャンさんの話です。
「愛国の心は実践に表れなければならないと思います。私はただ、他人より多く走り、多くの貨物を運ぼうと努めただけです」
こうした汚れのない愛国の心は線路の上に宝石のように輝いています。
