#author("2018-01-28T21:47:05+09:00","default:pop hok","pop hok")
*少年団代表の喜び [#k30afbf5]
国の明るい未来は子供たちの笑顔にあります。子供たちを一番大事にする敬愛する最高指導者金正恩元帥によって、数々の感動深い話が花咲いています。

チュチェ101（2012）年6月、''朝鮮少年団創立66周年記念行事''が行われていた時のことです。記念行事には、ペクトゥ山((白頭山（백두산）))の麓から最前線のチョ島((椒島（초도）))に至る国中の学校から選ばれた2万人の少年団代表が招かれました。6月6日、金日成競技場で、朝鮮少年団全国連合団体大会が開かれる直前、予想外のことが起きました。

遠くのピョンアン北道((平安北道（평안북도）))から来たという1人の子供が、行事に参加させてほしい、とねだりました。そして、遠くからでもいいから、一度だけでも敬愛する金正恩元帥に会わせてください、と強情を張りました。その子供の名前は、ピョンヤン産院に生まれたことから、''ピョンサン''と呼ばれました。少年団に入って3ヶ月そこそこの8歳の子供でした。

（私も学校の少年団委員で、優等生ではないか、私も代表になれる！）

少年団に入ったばかりで、幼すぎるので、代表に選ばれなかったピョンサン君は、切ない思いでピョンヤンに駆けつけて来ました。モランボン区域((牡丹峰区域（모란봉구역）))のプクセ((北塞（북새）))という通りに、ピョンサン君のおばあさんが住んでいました。

ピョンヤンに着いて2日後、おばあさんの家を出ていたピョンサン君は、少年団代表が乗ったバスが金日成競技場に向かって、列を成して走るのを見ました。ピョンサン君は目を見張りました。その足で、金日成競技場に駆けつけて、関係者に行事に参加させてほしいとねだりました。

関係者は難色を示しました。そのことが金正恩元帥に知られました。思いがけないことに驚いた元帥でしたが、すぐ明るい微笑を湛えました。そして、代表の資格はないが、大会の参加を望んで、遠い道を駆けつけてきたその子供の切ない思いを察しました。

元帥は、その子供の切なる願いを叶えてあげようと言って、即座に大会に参加させるよう特別措置を取りました。大会が開かれる10分前、キム・ピョンサン君に代表証書が授けられました。ピョンサン君は、小躍りして喜びました。

大会の後、子供たちは元帥と共に、音楽会「未来を愛せよ！」を観て、花火を見物しました。翌日は、元帥と共に記念写真を撮りました。元帥は、前列の真ん中で熱狂的に歓呼するピョンサン君の頭を撫でて、勉強にも励み、少年団生活にも積極的に参加して優等生になりなさい、立派な人になりなさい、と激励しました。

元帥が、追加して選ばれた2万1番目の代表であることを知って、格別に目をかけてくださるようで、ピョンサン君は幸せの夢を見るようでした。少年団員の皆さんが主人公になる将来の栄える朝鮮は、家ごとに幸せの笑い声が満ち溢れ、人みなが睦まじく暮らす世界で一番強い国になるだろうと言った元帥のよく響く声が、今も耳元に聞こえてくるようでした。

ピョンサン君は、元帥の言葉どおり、立派な少年団員になることを決心しました。自分勝手にピョンヤンに来た子供が、元帥の深い恩情の中、大会の代表として、堂々と学校に帰りました。

ささやき千里といいますが、わがままな子供が少年団代表に追加して選ばれたことについての話は、おばあさんが住むピョンヤンから父が勤める人民軍部隊を経て国中に伝えられ、幸せの笑いを誘いました。子供たちの間では、雪だるま式に誇張され、武勇伝のようにささやかれました。1人の子供の願いも察して、叶えてあげる元帥の思いやりは、実に深いものでした。

この話を聞く人、伝える人誰もが、国の未来と共に末永く伝えるべき愛情の伝説を綴っている元帥に対する感謝の念で胸が一杯でした。

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RIGHT:'''2018年の記事'''
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//（今日の朝鮮 2018.01.27）
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