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朝鮮の北部リャンガン道*1サムジヨン市*2は、国中に知られたところです。敬愛する最高指導者金正恩委員長が、数回にわたり現地指導し、山間部の文化都市に移り変わったところです。
サムジヨンの多くの人が、金正恩委員長に見えました。サムジヨン学生少年宮殿のクラブ員であるチェ・ジンオクさんは、委員長と共に記念写真まで撮りました。
チュチェ105（2016）年11月のある日。話術クラブ室で委員長に見えたチェさんは、夢を見るようでした。何のレッスンをしているのかとやさしく聞く金正恩委員長に、チェさんは迎春公演の準備をしていると自慢げに答えました。そして、委員長にすがり付いて、「元帥様、私たちと一緒に写真を撮ってくださいませんか」と切々と願い出ました。
願いを受け入れた金正恩委員長は、写真を撮りましょうと言って、生徒たちをそばに呼びました。一番先に金正恩委員長の横に座ったチェさんの目に移ったのは委員長の濡れた履物でした。幼心にも、遠いサムジヨンまで来た委員長が雪道で足がどれだけ凍えるだろうかとの思いで涙がこみ上げました。委員長は、泣いたら写真の写りが悪くなる、笑顔で撮ろう、写真はすぐ送るから、とやさしく言って、生徒みなを抱きいれました。
翌年の6月、チェさんは、金正恩委員長の臨席の下に行われた朝鮮少年団第8回大会に参加しました。大会の演壇で、チェさんは、忘れられないその日のことを語り、委員長のご無事を祈る気持ちを込めて歌を歌いました。
金正恩委員長が少年団の代表たちとともに記念写真を撮るため撮影場に赴いたときも、チェさんは委員長に花束を捧げ、委員長の無事を祈る自分の心を打ち明けました。
金正日委員長が、つかの間だけでも休むことを願う少女の願い、それは、朝鮮人民みなの切なる願いなのです。
（今日の朝鮮）
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