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太陽節、共和国の太陽節についてお聞きになっていると思いますが、共和国では偉大な金日成大元帥の生誕日の4月15日を太陽節とし、毎年、この日を迎えて多彩なイベントを催しています。金日成花祭典もそのうちの代表的な催しとなっています。
金日成花は、インドネシアのスカルノ元大統領が、金日成大元帥を敬慕してその国の植物学者が育種した美しい花に大元帥の名を冠した花です。このような偉人称賛の花の祭典、ということで、毎年祭典に共和国の各省、中央機関、各地の工場、企業だけでなく個人も大勢出品しています。
ご紹介するのは、ピョンヤン市*1東ピョンヤン第1中学校5年生のヒョン・ソルギョンさん、家庭で金日成花を育てて毎年欠かさず祭典に出品しているヒョン・ソルギョンさんです。
では、お母さんのチェ・ソンスンさんのお話を聞いてみましょう。
「うちのソルギョンが金日成花を育ててみようかと言うのではじめは心配でした。でも、学校と温室で習ってきては、私と主人にまで教えてくれるようになったのです。私は感心しました。うちのソルギョンが偉いと、です」
ソルギョンさんは、全般的無料義務教育制度のもとで思う存分学んでいます。季節ごとに制服を供給し、新学年になると学用品と教科書をあてがってくれる国のありがたさをその小さな胸に刻んでいました。ソルギョンさんは、子供たちを国の「王様」だとして、この世にうらやむものなく学び育つようにしてくれる優れた教育制度を立ててくれた大元帥がありがたくてありがたくてなりませんでした。それで、大元帥を永遠に高くいただく心を金日成花に託して立派に育てることにしたのです。
金日成花を育てるのはちょっとやそっとの苦労ではありませんでした。ですがソルギョンさんは中央植物園の有名な博士と園芸師を訪ねて栽培方法をこつこつと会得して行きました。腐植土のために遠い親戚の家にまで行ってきたこともありました。その日々に、ソルギョンさんの胸には偉大な大元帥への清らかな衷情の心がさらに熱くなりました。
何年か前の4月、ソルギョンさんの心に支えられて金日成花が美しい花を咲かせました。こうして咲かせた金日成花は、年毎会場を美しく染めました。太陽節を意義深く迎えようとのその心は日増しに熱くなるばかりでした。国では、ソルギョンさんのけなげな心を高く評価して何度も表彰しました。妹のリムギョンさんも、お姉さんを助けて金日成花を立派に育てています。
ソルギョンさんとリムギョンさんはこう言います。
「私は金日成花を立派に育てて今年の第15回金日成花祭典に出品しようと思っています」
「私もおねえさんを手伝って、敬愛する金正恩元帥に喜んでもらいます」
この二人だけでない、子供たちみなの清らかな心と心が合わさって、共和国は美しい花の海となっています。
