#author("2017-08-13T01:09:14+09:00","default:pop hok","pop hok")
*家畜防疫のために [#x20e9f29]
朝鮮では畜産業の発展のために家畜防疫に大きな力を入れています。家畜防疫機関の土台を固め、その機能と役割を高めて家畜病を防ぐための研究と予防治療を着実に行っています。

ピョンアン南道((平安南道（평안남도）))''ピョンソン市家畜防疫所''の人たちは国の畜産業の発展での自分たちの責務を自覚して、自力で家畜防疫用の薬品を開発するなど、防疫で成果を収めています。

ピョンソン市家畜防疫所の''リ・グァンム''所長のお話です。
>「畜産部門でかなめは防疫です。それだけ、畜産で防疫は生命であり、防疫はつまり生産だといえます。それで私たちは家畜防疫に知恵と情熱の限りを尽くしているのです。低コストでありながら特異的に作用する薬物をより多く開発する高い目標を掲げて、その研究に大きな力を入れてきました」

防疫所で効能の高い新しい予防薬の開発に踏み切ったのは今から5年前でした。当時、リ・グァンム所長を始め、防疫所の人たちは建物の増改築を進めると共に自分の力で予防薬を開発することを決心しました。誰に誘われて始めたことではありません。国の畜産業の発展のためには他人事がないという思い、また防疫所の機能を強化するには自分の力で効能の高い予防薬を開発しなければならないという覚悟で、進んでこの道を選んだのです。

リ所長は防疫所の人たちと力を合わせて、先ず、家畜伝染病の病因と感染ルートを科学的に解明するための研究に取り掛かりました。試行錯誤を重ねて予防薬開発の糸口を探し出しました。これに基づいて研究の方向を決め、研究を深めました。

しかし、ここの人たちは成功間際に至って自ら研究を放棄しました。それは自分たちが行う研究が設備と試薬が十分に備えられた専門の研究機関と家畜防疫機関でのみ実現可能なものだったからでした。こうして専門の研究機関や家畜防疫機関だけでなく、フィールドでも予防薬を生産できる方法が編み出され、その方向へと研究が進みました。

防疫所の人たちは予防薬の生産方法を高い水準で確立するため現場に付きっ切りで実験を重ねました。時には専門研究機関を訪ねて科学者や技術者と知恵を絞りあいました。その過程に、どこでも簡単に製造して伝染病の予防に利用できる新しい予防薬の生産方法が確立されました。これが防疫所の新しい予防薬の開発の追い風となりました。今、防疫所の人たちが生産している数十種の予防薬は実践で大きな意義があるので一般に広く導入されています。

リ・グァンム所長のお話です。
>「私たちはすでに収めた成果におごることなく、集団的技術革新運動を一層力強く繰り広げて、前にも増して効能の高い色々な家畜病の予防薬をより多く開発するつもりです。マンリマ先駆者大会を高い勤労の成果で誇らしく迎えようと思っています」

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RIGHT:'''2017年の記事'''
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