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朝鮮は自主開発の人工衛星を打ち上げる国です。チュチェ87（1998）年に初の人工衛星を打ち上げてから20年にもならないうちに、実用衛星と地球観測衛星を打ち上げ、傾斜軌道衛星から極軌道衛星へと急速な発展を遂げました。これらの人工衛星は設計から製作と組み立て、打ち上げとその後の観測にいたるまでの全てが純国産の衛星です。
敬愛する金正恩総書記の指導の下に、チュチェ101（2012）年12月12日、初の実用衛星「クァンミョンソン3」号第2号機の打ち上げに成功しました。総書記はこの成功を踏まえて、国の宇宙科学研究と衛星打上げの分野で転機を迎えるようにしました。
総書記は党中央委員会2013年3月総会で、宇宙科学技術の発展に拍車をかけて、通信衛星など先端衛星をより多く開発して打上げるという、高い目標を示しました。そして、国家宇宙開発局の衛星管制総合指揮所を新築し、西海衛星発射場を近代化するようにしました。
こうして、朝鮮の科学者、技術者は初の実用衛星を打上げてから4年にもならないうちに地球観測衛星「クァンミョンソン4」号の打上げに成功しました。 その日はチュチェ105（2016）年2月7日でした。
朝鮮は本格的な実用衛星の開発段階に入りました。その年9月、新型の静止衛星運搬ロケット用の大出力エンジンの地上噴出実験での大成功は、宇宙征服の広い道を開きました。
金正恩総書記は今年3月も国家宇宙開発局と西海衛星発射場を訪れて、国家が打ち出した宇宙征服の高い科学技術の目標を達成するためには、宇宙科学研究部門の物質的・技術的土台をしっかり構築するのが何よりだとして、その詳しい方向付けをしました。
宇宙強国の地位は、少なくとも数十年の衛星開発の歴史と100回以上の衛星打上げの経験を積んだ国だけのことと、公認されています。しかし、朝鮮は20年にもならないうちに数回の人工衛星の打ち上げで、宇宙強国の前列に入り、平和な宇宙開発を進めています。
（今日の朝鮮）
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