#author("2017-03-11T15:09:54+09:00","default:pop hok","pop hok")
*宇宙に及ぶ朝鮮の力 [#n88225b1]
チュチェ87（1998）年8月31日、朝鮮で初の''人工衛星''「''クァンミョンソン第1号''」が打ち上げられました。人工衛星「クァンミョンソン第1号」はハムギョン北道((咸鏡北道（함경북도）))ファデ郡((花台郡（花臺郡、화대군）))ムスダン里((舞水端里（무수단리）))の発射場で打ち上げられ、4分53秒で軌道に正確に乗りました。

朝鮮で人工衛星の開発プロジェクトは久しい前から進められてきました。現代応用科学技術の集合体である人工衛星の開発には外国のノウハウや「頭脳搬入」がある程度、不可避のものとされてきました。しかし、朝鮮の開発チームは全て自分の知恵と技術で人工衛星を開発する大胆な目標を掲げました。

当時、朝鮮の経済状況は苦しく、開発は初めから困難を乗り越えなければなりませんでしたが、開発チームは放棄しませんでした。数万枚の膨大な設計図と各種技術書類の作成を1年で終え、多段式運搬ロケットと人工衛星を2年という短い間に開発しました。そして、ただ一回の打ち上げで軌道に正確に乗せました。

人工衛星からは不滅の革命賛歌「''金日成将軍の歌''」と「''金正日将軍の歌''」のメロディーと共に「''チュチェの朝鮮''」という''モルス信号''が''27MHzで地球に伝送''されました。世界の報道機関は先を競ってこれを報じました。

その後、朝鮮ではまた一回のテスト衛星の打ち上げを成功させ、それに基づいて実用衛星の開発利用のための研究が活発に行われました。この過程に実用衛星の打ち上げと正常運用のためのしっかりした土台が築かれ、自分の力と技術で製作した実用衛星を打ち上げるようになりました。

その日はチュチェ101（2012）年12月12日でした。朝鮮の初の''実用衛星「クァンミョンソン第3号」の第2号機''もやはり設計から製作、組み立て、打ち上げと打ち上げ後の観測に至るまで全てが国産化されています。しかも冬季の酷寒の中で周辺諸国に何の影響も与えず、衛星の打ち上げが成功したことです。朝鮮の実用衛星の打ち上げのことをロシアの声放送はこう伝えました。
「朝鮮が世界的に地球軌道に宇宙器具を乗せる能力をもつ10番目の国となった」

朝鮮は世界の宇宙開発国の仲間入りを堂々と果たしました。朝鮮の衛星はこれからも引き続き打ち上げられることでしょう。

RIGHT:'''2015年の記事'''
LEFT:[[光明星（人工衛星）]]
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//150831_宇宙に及ぶ朝鮮の力
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