こちらは絹糸の生産で有名な金正淑平壌製糸工場です。勤め帰りの糸繰工達です。今日も生産計画を上回って達成した喜びで笑顔を絶やさずにいます。今、工場の科学技術普及室に向かっています。
チェ・ヒャンシムさん。
「毎日、科学技術普及室に来て、遠隔大学の勉強もし、最新科学技術の関連資料も閲覧しています。発展する時代に即してより多くの科学技術の知識を会得し、仕事にいっそう励むつもりです」
こちらは従業員向けの総合サービス施設であるチンダレ院*1です。工場には労働者の寮もあります。屋内運動室と料理実習室も揃っています。ここを訪れる人は「労働者宮殿だ」と感嘆しています。
パク・ウンヨンさん。
「目には慣れても手には不慣れと言いますが、いつも食べている料理も一度作ってみようとしたらうまく出来ません。それで熱心に習いましたが、今は自信があります」
労働の誇りに満ちた糸繰工達の歌声・笑い声が果てし無く響き渡る、楽しい夕方です。
(今日の朝鮮)