#author("2017-03-30T15:40:47+09:00","default:pop hok","pop hok")
*女性代議員の誇り [#t9499210]
>「あなたが誇りに思っているのは何でしょうか」

これは産科病院の''ピョンヤン産院院長''で''最高人民会議代議員''の''キム・ソンヒ''さんがチュチェ102（2013）年11月、モンゴルで開かれた北東アジア諸国の''女性国会議員の会議''に参加した時、ほかの国の代表たちから受けた質問です。

その時のことを思い起こし、キムさんはこう話しています。
>「そうですね、2回も演壇に立ちましたが、会議の参加者たちは驚きの色を隠せず、私の演説に耳を傾けていました。そして拍手喝采しました」

チュチェ69（1980）年、当時のピョンヤン医科大学を卒業したキム・ソンヒさんはピョンヤン産院の医者になりました。その年、共和国では偉大な金正日大元帥の指導のもと、ピョンヤン産院が建てられました。人口の半分以上を占める女性たちの健康を国家が全責任を持ち、出産とその後の健康管理ばかりか、日常の婦人病の治療もし、予防もする総合的な女性の専門病院産院、産院は全てが現代的で人民的なものでした。

生まれる赤ちゃんはみながそうですが、とりわけ、三つ子への国の配慮は大変なもので、それをじかに見て深い感動を覚えたキムさんでした。三つ子の妊婦のため、山里に飛行機が飛び、出産後は保育器で何ヶ月間も真心尽くして育て、退院後は、育児院で国の負担で三つ子を育てるありがたい社会主義の国がまさに共和国でした。

キムさんは女性の社会的地位を男性と同じくし、女性の社会活動のためのあらゆる条件と女性の権利を十分保障する女性尊重の国の公民の誇りを持って治療に専念しました。その日々に、キムさんも産院でお産をして母親になりました。その後、キムさんは医長を経て、チュチェ92（2003）年には院長になりました。そしてその年に''最高人民会議第11期代議員''に選ばれ、今も代議員を務めています。

キム・ソンヒさんのお話です。
>「代議員の証明書は小さくて軽いものです。しかし、それは千金にも換えられないものです。代議員の証明書の重さをいつも胸に刻んで会議に参加したりしますが、そのたびに感じることがあります。それは先ず、普通の人に過ぎない私がどのようにして労働党と国家の幹部たちと共に自分の意思を表しているかということです。次は、私のような女性がどのようにして国事を論ずる代議員として最高人民会議に参加し、自分の意思を表するかということです。いつも夢を見ているようです」

キムさんは常に共和国の人民的な政策を肝に銘じていました。そして最高人民会議代議員に選ばれた選挙区域の住民の信頼と期待を片時も忘れず、住民の間で困っていることを一つ一つ解決して上げました。特に保健医療部門の代議員として院長の務めに情熱を尽くしました。時には手術場で夜を明かし、また無痛分娩法の導入のため研究に励んだりしました。それだけでなく、従業員のための文化施設の建設で汗を流したりもしました。

ピョンヤン産院の医者''チョン・ドンチョル''さんのお話です。
>「その日は雨がたくさん降りました。院長先生は遠い出張から帰ってきてとても疲れていましたが、労働者の仕事を熱心に手伝いました。この一つの事だけを見ても最高人民会議代議員として、また、産院の院長として、人民生活を見守る戸主としてのその人間味を感じることが出来ます」

キム・ソンヒさんがいつも誇りに思っていることがあります。それはありがたいこの国と人民のため、自分のすべてをささげる人民の忠僕という誇りです。

キム・ソンヒさんのお話です。
>「人民の信頼と期待に背かないよう、いつも人民の代議員であることを自覚してこの国のために生涯のすべてを尽くすことを決心しています」
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RIGHT:'''2014年の記事'''
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