天然記念物―クムヤ・イチョウの木のバックアップ(No.1)

天然記念物　金野銀杏の木

クムヤ・イチョウの木は朝鮮の東海岸のクムヤ郡*1にあります。2100年以上育ったクムヤ・イチョウの木は朝鮮で一番大きく、古い木です。

クムヤ・イチョウの木は雌で、高さが41メートルです。幹は地上1点5メートルの所で3本に分かれ、そこでまた多くの枝を張っています。樹冠は直径が東西40メートル、南北50メートルで、傘の形をしています。木陰は面積が1800平方メートルで、真夏にも涼を取ることができます。

根元の周りは16メートルで、手をつないで囲むのには10人以上が必要です。遠くから見るとまるで小さい山のようで、木陰からは空が見えず、森の中に入ったようです。実に､壮大な眺めの木です。

根元には二つの突起があります。突起は千年に一つ生えるもので、大きいものの直径は10センチ、長さは35センチ位です。

クムヤ・イチョウの木は古い木ですが青々と茂り、毎年、多くの実がなります。

1393年に建てられたアンブル寺の後ろの丘に育っているこの木は寺の風致をさらに引き立てています。

クムヤ・イチョウの木は学術的に意義があるばかりか、風致造りにも一役買っているので天然記念物に指定されています。

2013年の記事